『物語フランス革命』が3冊も

午前、12期生Oさんのための経済英語個人レッスン（2回目）。基礎力がある上にしっかりと予習してくれているので、すらすら進む。2回でベンサムの項目を読み終えてしまった。通常の授業ではありえないこと。次回からミルの項目を読む。ちなみに、テキストに使用しているのはこの本。1998年の千里山大着任以来ずっと英書講読の授業のテキストとして（項目を変えつつ）使用している。平明な英語で50名の偉大な経済学者の生涯と思想を簡潔にまとめている良書である。

Fifty Major Economists (Routledge Key Guides)

午後は14期生を加えた新しいゼミ名簿の印刷。そして、研究室の大掃除にとりかかる。中公新書の『物語フランス革命』を三冊も発見して自分自身に呆れる。おそらく300冊ほど廃棄処分に出したけれども、本棚のスペースはまだ全然空かない。今年3月に定年退職されたKSD先生からケインズ全集をいただくことになっているのだが、いただいても現状では収納スペースがまったく足りない。また、現状では読みたい本を見つけ出せないことがしばしばあるので（現に今困っている）、蔵書のスリム化がぜひとも必要なのである。

物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)