一足早く京都を発った妻子を追いかけて妻の実家へ。
新幹線の中で立川潔(2014)「エドマンド・バークにおける市場と統治」を読む。面白い。むっちゃ面白い。細部にわたってとことん考え抜かれた素晴らしい論文である。バーク『穀物不足に関する思索と詳論』とは院生時代からかれこれ20年近くつきあっているが、それにもかかわらず自分の読みがまだまだ甘かったことを痛感させられた。わが国のバーク研究がこれから避けて通れない重要論文の一つとなるだろう。英語化を強く期待したい。内容的に国際レベルの仕事だと思う。
喉の調子はぼちぼち。少しずつ声を出しやすくなってきている。少しずつだが。
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