Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

The House of Thai(シドニー61日目)

Fisher Lirbary(本の貸し借り)を経由して、ATP Campusへ。研究室が斜向かいの開発経済学者Shyamalさんと一緒にRedfern駅前のタイ・レストラン(The House of Thai: http://www.thehouseofthai.com.au/)でランチ。Chickin Laska(10.5ドル)を注文する。本物のタイの味だ。実においしい。なぜか割り箸に「おてもと」の文字が(笑)。ここはとても良いお店(安くておいしい)なので、同業の後輩HSMTさんがシドニーに来られた時に(8・9月)、一緒に食べに行けそうだな。

Shyamalさんは母国のバングラデシュ以外に、インドネシア、ネパール、ケニアウガンダなどを研究のフィールドにされている。英語は母国語ではないが、学部時代(バングラデシュの大学)に英語で経済学を学び、海外でPhDを取得し、2007年からシドニー大学に勤務されている。「悪名高き白豪主義の時代だったら自分はシドニー大学でポストを得られなかっただろうね」。また、「シドニーコスモポリタンなとても良い街だけど、物価、特に家賃が高いよねぇ」と僕と同じ感想を。オーストラリアの大学は基本的にすべて公立(州立、一部国立)なので、日本では公立大学と私立大学が混在していることが興味深い様子。「何がどう違うの?」と尋ねられた。とても楽しい時間を過ごさせてもらった。「お話のお礼におごらせてください」と言ったら、断られた。律儀な方だった。7月中旬からサバティカルで、ドイツで過ごされるらしい。せっかく親しくなれたのに、あと数えるくらいの日数しかお会いできないことがすごく残念だ。

研究のほうは、昨日の続きで、ケインズ&マルサス論の改訂作業を進める。Pullen先生から頂戴したコメントのすべてを改訂稿に反映させた。「4907 words(6月1日)→6581 words(6月20日)→6930 words(6月23日)→7473 words(7月2日)」となった。いよいよゴールが見えてきたかな。