Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Chris Squire passed away

この日記にはこれまであえて書かないでいたのだが、僕が30年以上にわたって応援(愛聴)してきたイギリスのバンド、YesのリーダーでベーシストのChris Squireが先月27日に白血病のために亡くなった。陳腐な表現になってしまうが、彼は本当に偉大なミュージシャンで、僕の人生の大切な一部だった。彼を失った悲しみは言葉で表現できないくらい大きい。ここ数日、追悼の意味をこめて、Yesの昔のアルバムを通勤で聞いている。中学・高校という感受性の強い時期だったこともあるが、どのアルバムにもそれを初めて聴いた時の想い出が今でも僕の心にしっかりと刻まれている。

僕がこの年になってもドラムを叩いているのは、もちろん叩くのがこの上なく楽しいからなのだが、ドラムの伴侶とも言えるベースという楽器の面白さを知らないままであったら、今ほどドラムが好きかどうか、実は自信がない。ベースという縁の下の力持ち的な楽器の無限の可能性をまだ中学生だった僕に教えてくれたのが、Chirisのプレーだった。その唯一無二の個性的・超人的なプレーは、ドラマーとしての僕の心をわしづかみにして、30年以上にわたって揺さぶり続けた。

ベースが奏でる音色・リズムと絡み合いながら楽曲のテンションを構築していくことこそ、ドラムをプレーすることのいちばんの醍醐味だ。Chrisと一緒に40年以上もプレーしてきたドラマーのAlan Whiteはさぞ幸せだっただろうし、だからこそ彼を失った悲しみがメンバーの中で一番大きいことは想像に難くない。それくらいドラマーにとってベーシストは特別な存在なのだ。Yesのofficial homepageには新旧メンバーの追悼の言葉がアップされているが、Alan Whiteの言葉だけがまだアップされていない。おそらくまだ深い悲しみの中にいるのではないだろうか。

http://yesworld.com/2015/06/chris-squire/

僕がYesの音楽に初めて触れたのは1983年(32年前!)のこの曲から。当時売れに売れていたAsiaのメンバーがかつて在籍していたバンドらしいという情報がきっかけだった。まるで異空間に連れて行かれたかのようなすさまじい衝撃だった。

"Owner of a lonely haert"

そして、Chrisの真骨頂"Does it really happen?" いつ聴いても最高やね。