休日。Bondi Beachに行ってみることにした。シドニーで最も有名で人気のあるビーチの一つである。そこを訪れるのは実は初めてではない。もう7年も前になるが、2008年にHETSAに初参戦した際、学会本体終了後、帰国のフライトまで少し時間があったので、Matthewが車を出して案内してくれた。とても美しいビーチだったが、その日は平日で、しかもかなり肌寒い日だったので、人影はまばらだった。今日は季節的には冬とはいえ、ぽかぽか陽気の日曜日。ビーチはどんな様子だろうか？
Bondi Beachは市の中心部から10kmほどしか離れていない。下宿の最寄駅Newtownからだと、1回乗り換える必要があるが、20分も電車に乗れば、ビーチの最寄駅Bondi Junctionに到着する。ただ、今日は時間がたっぷりあるので、Newtownより一駅向こうのStanmoreから乗ってみることにした。
下宿から30分ほど歩いてStanmore駅に到着。無人駅で、駅前の商店街の規模もNewtownとは比べものにならないくらい小さい。
Stanmore駅から電車に乗り、Central駅で乗り換えて、Bondi Junction駅に到着する。後になってわかったことだが、Central駅でなくもう一つ先のTown Hall駅で乗り換えるべきだった。Central駅は乗り換えが遠かった。Town Hall駅なら階段/エスカレーター一つでホームを移動できた。
Bondi Junction駅からビーチまでは2kmほど。バスに乗るつもりだったが、乗り場で行列ができていたので、バスに乗るのはやめて歩くことにした。30分くらい、てくてく歩く。次第に海が見えてきた。期待が高まる。
そして到着。美しい！ （意外に）人がいっぱい！
少し沖合にはたくさんのサーファーの方々の姿が見える。（真冬なのに）普通に水着で泳いでいる人たちもいる。
日差しがやわらかで、ビーチを散歩するだけでも十分に楽しい。ビーチに寝そべって昼寝をしたい気分だったが、財布を失くしたばかりなので、さすがに実行に移すことはできなかった。
昼食はビーチ近くのブラジリアン・カフェで「サンパウロ・チキン・バーガー」なるものを注文した。本気の（笑）チキンカツがはさまっていた。美味。
歩き廻ったことと太陽の光を浴びたことで、全身がほぐれて、こりのほうもすっかり消えた。行ってよかった。
