Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

軍艦島&最古のパブ(シドニー127日目、帰国まで残り11日)

Cockatoo Island


休日。以前にHさんから「Bondi Beachに行きたい」とのリクエストを聞いており、「Watsons Bayと一緒に回るのが効率的だと思いますよ。途中に見える断崖絶壁も絶景ですし」と返答したら、「それなら昼食はWatsons Bayでseafoodを食べましょう。ゆっくり昼食をとってもまだ十分に時間がありますから、もう一箇所、Cockatoo Islandへも行きませんか?」との提案(返し)があり、そういう計画で一日を過ごすことにした。

Redfern駅で落ち合い、Bondi Junction駅まで電車に乗る。天気の良い日曜日ということで、Bondi Junctionのバスターミナルはかなり混雑しており、2本ほど待ってようやくBondi Beach行きのバスに乗れた。7月5日*1以来のBondi Beachだが、季節が冬から春に変わったことで、案の定、前回とは比べものにならない大混雑であった。

朝はまだ少し肌寒くて、長袖シャツ&ジャンパーのいでたちで下宿を出たが、これが大失敗だった。Bondi Beachへ到着した頃には気温が25度前後まで上がり、ほとんど初夏の陽気となった。イソップ童話の「北風と太陽」ではないが、暑さにたえかねて上着を脱ぎ、長袖シャツの袖をまくった。半袖シャツを着てこなかったことを激しく後悔した。凧揚げ大会が開催されていて驚いた。日本だと正月を連想させる凧揚げだが、炎天下、真っ青な空の中を元気に泳ぐオーストラリアの凧もなかなか趣がある。

Bondi BeachからWatsons Bayまでは路線バス(380系統)が走っているが、Watsons Bayに到着する少し手前にThe Gapと呼ばれる断崖絶壁の眺望を堪能できるエリアがある。ここには帰国前にどうしても一度行っておきたかった。

そして、ここで昼食。Watsons Bayの老舗レストランDoyles on the Beachへ入る。fish marketを訪れた際*2に食べておいしかったBarramundiをここでも選択する。選択に間違いはなかった。この上なく美味。

フェリーでいったんCircular Quayまで戻り、別のフェリーに乗り換えて、Cockatoo Islandへ。シドニー湾に浮かぶ元造船工場&海軍跡地で、さながらオーストラリア版の「軍艦島」といったところ。廃墟マニアの僕にはたまらない。オーストラリアの囚人遺跡群の一つとして世界遺産に登録されている。


↓アホ

あまりの暑さにたえかねて、ついにここでアンダーシャツ一枚になってしまった。

フェリーで再びCircular Quayまで戻り、シドニーの最古のパブLord Nelson Brewery Hotel(1841- )にてビール休憩をとる。オーストラリアのパブが「ホテル」を名乗るのは以前にも書いた通り。*3Susannah Place(1844年に建造された労働者階級のための家屋)に一瞬だけ立ち寄った後、Chinatownのフードコート内にあるラーメン店「一究」*4にて夕食をとる。天天有を髣髴とさせる、まごうことなき日本のラーメン。替玉が無料ということで、Hさんはしっかり注文されていた。

ここで長い一日をようやくフィニッシュ! 一日中歩き回って脚がパンパン。お疲れさまでした。なお、写真はすべてHさんからの提供。