快晴だったので、予定通り、Manly Beachを目指す。まず、Newtown駅まで歩いて、そこから電車に乗ってCircular Quay駅に到着。この駅のホームからの眺めはいつでも例外なく素晴らしい。これぞシドニー!
ここでManly行のフェリーに乗り換える。天気の良い日曜日ということもあって、wharfは大混雑。「本当にこれだけの人数を載せられるのか? 沈まないのか?」と心配になったほどだ。
30分ほど揺られると、Manlyのwharfに到着する。そこからビーチまで徒歩で10分もかからない。
先日訪れたBondi Beachと違って、みんな日光浴を楽しんでいる。サーフィンに興ずる人の姿が見えない。これは波の状態が違うからなのか? それとも最近出没した(らしい)鮫の影響なのか?
日曜日なので、マーケットが開いていた。Rocksほど大規模ではないが、Newtownよりはだいぶ大きい。
昼食として、このマーケットの並びのパン屋でサンドウィッチを買ったが、これだけでは足りなかったので、Chinese Takeawayで春巻き(2本)を追加した。なぜか激安で、前者は4.5ドル、後者は3ドルしかかからなかった。
しばらくビーチでのんびり休んでいたが、運動不足気味の体を動かしたくなり、急遽、ビーチに隣接するシドニーハーバー国立公園の展望地点North Fortまで歩いてみようという気になった。地図を見ると2kmほどだ。そんなに遠くない。ラテをtake awayして、いざ、出発!
しかし、誤算だったのは、ひたすら上り坂が続き、ほとんど登山になってしまったこと。途中、Cliff Streetという名前の通りを見かけて、一人で大笑いした。よくできた洒落だ。
なかなか着かない。遠い。しんどい。
「絶滅の危機に瀕しているバンディクート(有袋類)をみんなで救おう」
ようやく展望地点North Fortに到着。2kmほどの道程なのに1時間近くもかかってしまった。到着した時にはすでにもうへとへとに疲れていた。しかし、それでも来たかいがあった。ここからはシドニー市街(North Sydney地区も含めて)を一望に見渡せる。車で来た家族連れが多かった。一人で歩いて来た変人は僕だけだったかもしれない。
素晴らしい眺望を1時間ほど堪能する。しかし、往路と同じ道程を徒歩で戻る体力・気力がもはや残っておらず、復路はManlyのwharfまでバスを利用した。一日二本しか走っていない路線バスがたまたま近くの時間帯に走っていたからだ。ラッキーだった。
Manlyのwharfはめちゃ混み。今日は本当に多くの人がManlyを訪れていたのだな。
往路と同じく、フェリー、電車を乗り継ぎ、Newtown駅から歩いて、17時半前に下宿へ戻った。帰宅後、激しいにわか雨。2時間ほどで止んだ模様。久々の筋肉痛に苦しめられる。
Opal Cardの割引をうまく使えたおかげで、本日の交通費はゼロであった。