Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

一風堂(シドニー107日目)

一風堂


突然、日本の味が、特にラーメンが恋しくなったので、一風堂に初めて行ってみた。あの有名なラーメン・チェーンの一風堂である。京都の自宅近所にも店舗があり、いつでも行列ができているほど人気がある。それがシドニーにも進出しているのだ。かなりはやっているみたいで、現在、シドニー市内で四店舗を構えるまで成長している。今回行ったのはセントラル駅近くのお店。

外観はこんな感じで、思い切り日本風である。

内装も日本のお店にかなり近い。スタッフは「いらっしゃいませ。1名様ご来店です」と日本語で迎えてくれる。日本人スタッフと思いきや、そうではなかった。日本語はこれだけ。後はすべて英語。最初の挨拶だけ日本語なのは、どうやら雰囲気作りのためのようだ。

みそとんこつ&餃子のセット(18ドル)に煮たまご(2ドル)をプラスして注文。これで20ドル。こちらの物価は日本のほぼ倍なので、まぁ適正価格と言ってよいだろう。

そして、こんな感じで出てきた。果たして味はいかに? 日本の味の完全再現なるか?

スープはかなり良かった。チェーシュー、メンマも頑張っていた。しかし、麺と煮たまごはイマイチだったかな。麺は「普通」を頼んだのに、かなり硬かった。それ以前に、日本の一風堂の麺そのものが違う感じだね。スープがあまり麺にしみてくれない。煮たまごも味がしみていない。口の中で味が完全に分離してしまう。もうちょっと頑張って欲しい。餃子はもう少しあつあつものが食べたかった。やはり、日本の味の完全再現は難しい、ということか。

研究室では集めた文献を地道に読んでいた。それだけで日が暮れた。最近ものすごく一日がはやい。帰国が近づいているせいかな? そろそろ英国経済学史学会(UK HET)の報告用パワーポイントを作り始めないといけないな。2週間後にフライトだから。