Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

英語論文をジャーナルへ投稿する

英語論文1(マルサス&ペイン論)の最終チェックをすませた後、某海外ジャーナルへの投稿をすませる。この仕事もようやく大きな区切り。コルシカで発表したファーストドラフトを書いてから4年。本当に時間がかかった。この論文を海外ジャーナルへ投稿するのは2度目。最初に投稿したジャーナルでは、レフェリーの評価・要求が厳しく、rewrite & resubmitの末にあえなく撃沈。反省を踏まえて大改訂。今度こそ通ってくれ!  改訂途中の原稿をディキンスン先生にチェックしてもらったので、投稿した完成稿をお送りするとともに、「お礼の気持ちを込めて、先生のお名前を謝辞に入れさせていただきました」とお伝えする。

また、偶然ながら、拙稿「「バークとマルサス」はどのように論じられたのか?――研究史から見えてくるもの――」を収録した『関西大学経済論集』第65巻第4号も本日公刊された。この拙稿は昨年12月12日に経済学史学会関西部会で行った報告を論文化したものだが、これを仕上げるために11月中旬〜12月上旬はすさまじい毎日を送った。慢性的な時間不足と格闘する毎日だった。この仕事も今日で大きな区切り。

そして、2015年度の研究費の残金を精算するための事務作業を一気に進める。精算に必要な請求書や領収書がようやくすべてそろった。これもすべて終了(のはず)。

残りの時間を18日の国際ワークショップ報告の準備(パワポ作成+プレゼン練習)に充てたかったが、予定していなかった学生面談が急遽2件入ってしまい、断念せざるをえなかった。明日やらざるをえないな(土曜日なので本当は休みにしたい)。

あれから5年の時間が過ぎた。5年前の今頃の日記を読み返してみたが、何とも言えない気分になる。阪神大震災の記憶も一緒に生々しく蘇ってくる。