宿泊ホテルで13時チェックアウトサービスを利用できたので、たまっていたメールの処理などをすませる。神保町の古書街に立ち寄り、16時東京駅発の新幹線に乗る。名古屋で途中下車。大学時代の同級生で、同じ下宿先だったS君と卒業後初めて、25年ぶりに再会する。
今回の再会は偶然のたまもの。卒業してからも継続的におつきあいのある新聞記者M君が名古屋転勤後に書いた記事を、同じく名古屋に転勤したS君がたまたま目にし、S君とM君のおつきあいが25年ぶりに復活し、M君を介してこのたび僕とS君の再会が実現したわけだ。
25年間キャリア官僚としてハイレベルな仕事にチェレンジし続けてきたS君だけに、聞かせてもらう話すべてが濃密で圧倒される。その濃密さが25年の時間を物語るけれども、他方で、25年前と何も変わっていない3人の関係もあって、それがとてもうれしかったりする。ところどころ欠けてしまっている記憶を互いに補い合う作業も楽しかった。
23時半に京都の自宅へ戻る。