Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「経済学説史2」採点結果

入試業務で拘束されている時間以外は、研究室で期末試験(レポート)の採点を進める。ようやく終了。

履修者297 / 受験者280 / 秀14 / 優30 / 良63 / 可140 / 不可33 (受験者の合格率88.9%)

受験者の合格率は一昨年度が92.8%、昨年度が93.2%だったが*1、今年度は88.9%まで下がった。提出されたミニッツペーパーの内容で下駄をはかせて50点代の受験者4名を60点に引き上げたが、それでも久々に90%を下回った。字数違反やネット利用などの形式上の不備が見られるもの、あまりにも文章が支離滅裂で何度読み返しても文意がとれないものを不可にした。採点基準は例年と変わらないのだが(講義内容・教科書も同じ)、今年度はその種の悲しい答案が例年以上に多かったため、合格率も自動的に下がった。

文章力の低下ということもあるだろうが、それよりも自分で書いた文章を一度も読み返すことなく提出している受講生が増えているような気がする。読み返していれば必ず気づくはずの目を覆わんばかりの誤字・脱字とあまりにも頻繁に遭遇したものだから。

同時に、16期生の卒論執筆プラン(本日締切)に対する講評も行う。