Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

とてもしんどかった90分

インフルエンザ予防接種、研究推進部会議、経済学説史(4限)、大学院(5限)という一日。

本調子からほど遠い喉でありながら大教室で90分話し続けなければならなかった経済学説史は、体力的にも精神的にもとてもしんどかった。普段がジョギングなら、今日は全力疾走に近い感じ。マイクで何とか拾える音量程度の声でも力を振り絞らねば出ない。意識の方向が常に喉の奥にあるので、話す内容に集中できない。バークの美学思想について初めて話す機会という新鮮さがあったし、予習もかなり念入りにやったので、声さえきちんと出せていれば知的刺激に満ちたかなり良い授業になったはずなのに。以前から楽しみにしていた回の講義をこんな体調の日しなければならなかったことが悔やまれる。

3月末に新居へ引っ越してから、体調不良が「芋づる式」のごとく続いている。右手首の腱鞘炎、左脚付根のおできの切除、全身の蕁麻疹、高血圧、そして、今回の声帯と気管支の炎症。まるで「厄落とし」のようである。