Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

卒業判定教授会

朝目覚めたら、全身がだるくて力が入らない。おまけにものすごく眠い。とても仕事に出られる体調ではなかったので、無理はせず10時半まで休む(≒寝る)。だいぶ回復。11時、自宅出発。12時半、大学到着。13~15時半、教授会・研究科委員会に出席。とにかく今日は無理しない。16時過ぎには大学を出て、帰路につく。18時前に帰宅。娘と息子から大歓迎を受ける。家族一緒に食卓を囲める幸せを味わう。

今日の教授会の主たる議題は後期入試の合否査定と4回生の卒業判定である。今年度の4回生(16期生)は17名で、14名が卒業見込だったが、不慮の留年はなく、14名全員が無事に卒業できることが判明した。それ自体はおめでたいことだが、14名の成績分布を見ると、半分にあたる7名が全卒業見込者749名中500番台であり、ゼミ活動の低迷、卒論クオリティの低さが成績の不振と見事なまでに直結している。成績上位者については、上位100名にはゼロ、上位300名まで広げても2名しか入っていない。これまでずっとゼミ生の選考にあたって成績は不問(やる気最重視)としてきたが、そろそろ考え直す時期に来ているかもしれない。成績が悪くてもゼミ活動のほうは一生懸命がんばってくれる学生を掬い上げようとしてきたのだが、今や学生の目には「成績が悪くても入れそうな(&数学を使わない)ゼミ」としてしか映らなくなっているのかもしれない。また、今年にかぎって言えば(去年までどうだったのかを知らない=興味がなかったので)、卒論のクオリティは見事なまでに成績と対応している。今年、14年続いてきた卒論報告会を不開催としたが、それも仕方のないことだったのかもしれない。恥をかかせるためにゼミ生を無理やり登壇させるわけにはいかないので。

新16期生として積極的に活動してくれた2名(1年間休学→復学)はもちろん卒業決定。昨年単位不足で留年となった15期生K君も卒業決定。なかなか体調が戻らない14期I君は残念ながら今年も卒業ならず。彼にはこれまで様々な場面で助けられたので、これからもしっかりバックアップしていきたい。もう2年も前になるけど、I君の卒論は本当に良いできだったな。彼の予言通り、当時低迷の極致だった某M社は見事に復活した。仮説が実証されたよ。

英文校閲を依頼していた論文が業者から届けられた。立教の国際WSに間に合った。子どもたちの就寝後、修正された箇所を1つ1つ確認していく。明日は完全休養日にするけど、明後日は報告用のパワポを作って、できればプレゼンの予行演習までやっておきたい。

6601】 腹筋3セット。