Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

21期生卒業論文報告会

今日開催の21期生卒業論文報告会は、節目の20回目。例年、成人の日を含む3連休の土曜日に開催してきたわけだが、その日(今年は1月6日)では21期生の都合が悪く、2週間遅れでの開催となった。出席者は4回生(21期生)16名全員+3回生(22期生)15名全員+4回生のご家族9名=40名であった。例年とは異なる日程だったこともあり、卒業生の出席者は残念ながらゼロであったが、そんなことがまったく気にならないくらい、過去20回でトップ3にカウントできるくらいの、充実した報告会となった。21期生の卒論のクオリティが全般的に例年と比べてきわめて高かっただけでなく、そんな先輩に刺激されたのか、22期生のコメント・質問も入念に準備されたものばかりで、おおいに感心した。教師たる者の最大の喜びは、やはり指導学生の成長であり、それを例年以上に実感させてもらえた、ありがち1日であった。会場設営も含めて6時間以上立ちっぱなしはさすがに疲れたものの、心地よい疲れが残った。

もともと20期生として入ゼミし、海外留学のための1年間の休学を経て、昨年4月に復学し21期生に合流したSSOK君とWTNB君の存在はとても大きかった。2人の卒論は春学期の中間発表の段階からレベルが高く、それが刺激となって、21期生の卒論のレベルアップに大いに貢献してくれたように思う。誰もがこだわりをもって卒論の執筆に励んでくれたが、特にNSKWさんのこだわりの強さはハンパでなく、当然のことながら、そのぶんだけ素晴らしい卒論に仕上がった。NTMD君のプレゼンも素晴らしかった。聞き惚れた。入念な準備が容易に想像できた。KGTN君も部活とゼミの両立を本当によく頑張った。後輩への愛情のあふれる先輩でもあった。

21期生は、1人1人のクセが強かったせいか、最初から最後までバラバラ(=個人プレー)感も強く、ゼミ長TKMT君の苦労は並大抵のものではなかったように思う。そんな学年を最初から最後まで2年半うまくまとめてくれた彼には心の底から感謝している。

「終わり(=卒論)良ければすべて良し」。21期生はまさしくそのような学年であった。気持ち良く2年半の活動を終えることができた。残された仕事は卒業論文集の編集・印刷と卒業証書の授与だけとなった。

【11977】