Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

GoLDプログラム海外研修報告会(オーストラリア)+HETSAエントリー

3月7日に引き続き、GoLDプログラム報告会(今度はオーストラリア:アデレード大学)のために出勤する。このプログラムには18期生SMZ君が参加している。今年度が初回であったニュージーランドと対照的にオーストラリアは最も古いプログラム(おそらく10年以上の歴史を有する)で、これまで毎年安定した成果を出している。学生17名の英語でのプレゼンを聞かせてもらったが、どの学生もなかなかしっかりしたもの。オーストラリアの報告会では教員との英語での質疑応答が入るのだが、それも堂々とこなしていた。質問する教員側の英語力も試されてしまう、なかなか恐ろしい報告会である。

この報告会が14時40分~17時で、その前後の時間を立教での国際ワークショップの準備に充てる。プレゼンの予行演習(1回目)をやってみた。報告時間は25-30分だが、今回用意したペーパーが短いこともあって、ペーパー全体をゆっくり読み上げても19分くらいしかかからない。そのため今回はパワポを用意せず、フルペーパーを配布して、本番では適宜言葉を補いつつ話すことにする。

予行演習はめちゃめちゃ大事である。発音やアクセントの位置が怪しい単語は事前にしっかり調べておき、実際に声に出して口になじませる。発音しづらい単語は、似た意味の別の単語に置き換える。これだけの作業を行うだけで通じる度合いが劇的に高まる。日本人(関西人)が話す英語である以上、日本人(関西人)訛りを払拭することは不可能であるし、目指すべきでもない。インド人も中国人も自分の国の言葉の訛りを強烈に残した英語を堂々と話して仕事をしている。相手の話していることがわかり、こちらの話したいことが伝わりさえすれば、それで十分なのだ。しかしこれは決して低い目標ではない。こちらの話す内容に価値がなければならない。価値ある内容であれば、相手は一生懸命になって聞いてくれる。ビジネスで英語が使えるとは、要するにこういうことだ。かく言う僕はもちろんまだ修行中の身である。

校閲された英語論文をチェックしたが、2点ほど小さな疑問が浮かんだので、校閲会社に質問メールを書いて送る。また、投稿を考えている海外ジャーナルのエディターに、投稿規定に関する質問メールを書いて送る。国際ワークショップの配布資料の印刷もすませてしまう。

帰宅後、HETSA*1の報告エントリーをいち早くすませる。エントリーの締切は4月2日だが、3月下旬が猛烈に忙しいので、時間のあるうちに確実にすませておく。今年は特に会場がシドニー大学なので万難を排して参加したい。エントリーが無事に受理されれば、在外研究以来4年ぶりにシドニーを訪れることになる。

【6903】 ダンベル3セット、スクワット1セット。

*1:オーストラリア経済学史学会年次大会。今年2019年は10月2-4日にシドニー大学で開催予定。