新学期の授業開始から4日目。いちばんきつい木曜日。木曜日の授業は本来は3コマだが、今日はリレー式の授業の登壇日のため、4コマになった。
2限、英書講読(大学院)。受講生5名。*1英語力の個人差が大きいので、最初は平易に書かれたテクストを用い、少しずつレベルを上げていくつもり。
3限、20期(3回生)ゼミ。ビブリオバトルの1回目。18名中9名がプレゼンする。その9名のおすすめ本は以下のとおり。ヴァライエティ豊かなラインナップとなった。
- YKT:『コンビニ人間 (文春文庫)』
- SMZ:『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書 FINANCIAL LITERACY FOR MILLENNIALS』
- NKT:『マンガでわかる人間関係の心理学 (池田書店のマンガでわかるシリーズ)』
- SD:『なぜかうまくいく人のすごい無意識』
- MNTMT:『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』
- NTT:『「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書)』
- OGK:『メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)』
- WDM:『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学 (サクッとわかるビジネス教養)』
- MNMHT:『革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)』
投票の結果、WDMさんのプレゼンしたこの本が1回目のチャンプ本に選ばれた。これは5月27日と6月3日のゼミのテキストとして使用される。
今日のゼミでは初回早々、新2回生の見学者が1名あった(TKMTくん)。素晴らしい行動力である。これくらいの行動力があれば、どこのゼミにもすんなり受かりそう。果たして、彼は最終的にどこに申し込むのだろうか?
4限、経済学特別演習(GoLDプログラム入門)。5名の教員が3回ずつ担当するオムニバス形式の授業である。経済学部のGoLD(短期留学)プログラムの委員長を務めている関係で、全15回のうちの1回目(今日)・14回目(7月8日)・15回目(7月14日)に登壇することになっている。授業ガイダンスだけでは90分の半分も話せないので、授業の後半は僕自身の海外旅行・留学(1990年ロシア、2015年オーストラリア)の話をした。
5限、経済学説史。こちらも授業ガイダンスが主だが、それだけでは90分の半分も話せないので、後半は数週間後に講じる予定のリカードのイントロダクション的な意味も含めながら、わざわざ5限目の対面授業に出席する「機会費用」について話をした。
90分×4=360分も話し続けると、さすがに喉にかかる負担が半端なく、4限を終えた頃から喉の奥のほうがヒリヒリ痛くなってきた。声を出しにくい状態にまでは至っていないが、過去にも突然悪化したので、本当に気を付けないと。
昨日紛失した(自宅と研究室の)鍵は、ありがたいことに、京阪電車の忘れものセンター(京橋駅)に届けられていた。それをピックアップしてから帰宅する。
「大阪府は8日、過去最多の905人が新型コロナウイルスに感染し、感染者3人が死亡したと発表した。」(共同通信)*2 肺に基礎疾患がある身としては、正直、こわい。
【9327】
*1:正しくは6名の受講生だが、5名が対面、1名が遠隔。不自由でストレスフルなハイブリッド方式をどうしても避けたくて、1名については別枠で授業することにしたのは、一昨日の日記に書いたとおり。