Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

何とか穴を開けずにすみそうだ

喉への負担の軽減を最優先する。息子を幼稚園バスに乗せた以外は自宅でほぼ静養に努める。2限の大学院は2週連続で休講とする。5限の経済学説史はオンデマンド教材の作成・配信が間に合わず、こちらも事実上の休講である。新ゼミ生の募集期間中であるので、3限の20期(3回生)ゼミだけ授業(自宅からZoomによる生配信)を行う。最初と最後以外はゼミ生が自分たちの力で主体的に進めてくれるので、僕としては喉を休められてたいへんありがたい。2回生の見学者が2名。この時点での喉の状況にはまだかなり厳しいものがあったが、夕方以降少しずつ快方へ向かう。新しく服用した薬のおかげだろうか。まだざらつき感は残っているし、声量にも限りがあるが、明後日の経済学史学会東北部会での研究報告は何とか穴を開けずにすみそうだ。子どもたちの就寝後に、報告用のパワポを大急ぎで作成し、何とか間に合わせられた。ただし、予行演習なしのぶっつけ本番になりそうだ。不本意であるが、報告の途中で声がかすれて出なくなってしまうほうが怖い。研究報告で喉を傷めなければ、来週の授業はおそらく休講なしで乗り切れるだろう。1日も早く喉を元の状態に戻して、仕事の遅れを取り戻したい。

今日から20期ゼミはゼミ生が選んだ(=ビブリオバトルで高い評価を得た)書籍をテキストとして進める。今日から4回(2回+2回)のゼミのテキストは次の2冊である。

最近の学生が行動経済学に興味を持つことはものすごくよくわかるのだが、表面的な面白さだけで終わってもらっては困るので、その点を意識して今日の授業の最後にコメントしたのだが、はたしてゼミ生たちにはきちんと伝わってくれただろうか。

明日はゼミ一次募集の結果発表である。一次で不合格となった2回生が一斉に動き出すことであろう。残り2年半強の大学生活で最も深くつきあうことになる先生を選ぶわけだから、悔いのない選択をしてもらいたい。ミスマッチは教員にとっても学生にとっても不幸でしかない。21期生の一次募集では(学生に任せきりであったが)とても良い選考ができたと個人的に感じている。二次募集も大いに期待できそうである。

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