Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

21期生ディベート大会(対面開催)

11連勤となる今日は、例年この時期の恒例行事となっているディベート大会の開催日である。関大4ゼミ、関学2ゼミ、合計6ゼミの2回生が千里山キャンパスに集まり、12試合が戦われた。昨年は新型コロナ禍の影響によりオンラインでの開催を余儀なくされたが、今年は対面に戻しての開催である。ただし、感染防止対策を徹底することが対面開催の条件なので、試合会場(教室)内の密を極力避けるため、原則として見学者を認めず、出場選手とホスト教員(タイムキーパー、・審判を兼務)のみが入室可能とされた。

わがゼミでは21期生15名が3チームに分かれて試合を戦った。お題は3チームとも「ベーシックインカム制度を導入すべき」である。

  • 肯定側中澤ゼミvs否定側佐藤雅代ゼミ⇒6対5で勝利
  • 肯定側中澤ゼミvs否定側秋吉ゼミ(関学)⇒10対8で勝利
  • 肯定側岡村ゼミ(関学)vs否定側中澤ゼミ⇒9対7で敗北

2勝1敗という結果だったが、3試合とも僅差で勝敗が決まっており、かなりの熱戦であったことが伺える。特筆すべきは、関学秋吉ゼミに勝利したことである。過去の記録をかなり細かく調べないと正確なところはわからないが、ディベートで関学に勝ったのはおそらく2010年以来11年ぶりではなかったか。ついに重い扉が開かれた。大金星である。

僕はその時間帯、他の教室でホストを務めていたので、21期生の雄姿を生で見ることができなかったが、すべての試合で動画撮影が行われれいるので、数日後には録画ファイルが手に入るはずである(僕自身も自分が撮影した動画ファイルの編集をまだ終えていない・・・)。はたしてどんな熱戦が繰り広げられたのか、見るのが今から楽しみである。
  
21期生を指導していて、例年よりも練習熱心で練習試合のレベルも高いように何となく感じていたが、その通りの結果になった。ゼミ長TKMT君のリーダーシップと勝利へのこだわりが、他の14名にとても良い刺激を与えていたように思う。否定側のチームは負けたものの(さぞかし悔しい思いをしているとは思うが)、否定側が練習時に肯定側を高いレベルで苦しめてくれたから、肯定側が(対関学1勝を含む)2勝できたのだろう。負けはしたものの否定側のチームの貢献もかなり大きかったはずだ。

今日は11連勤目にあたり、さすがに心身ともに朝からかなり疲弊しており、試合終了後も講評の作成などで残業することが確実だったので、午前中は体を休めて体力を温存しておきたかった(ディベート大会は14時開始)。そんな状況下で、某19期生に卒論指導を懇願されて午前中から大学にわざわざ出向いたのに面会の約束をすっぽかされるという何とも腹立たしいこともあった。だが、ディベート大会の充実に加えて、ゼミOBのMくんからうれしい知らせも届き、さらに明日は12日ぶりの休日ということなので、今夜は気分良く&たっぷり眠れそうである。

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