Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

院生O君との最後の授業

今朝の京都はこんな感じ。さすがに出町柳駅がいつもよりもかなり遠く感じられた。子どもたちは大喜びで雪だるまを作っていた。

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終日、大学院(補講)。4月からの就職が決まっている院生O君との最後の授業。

O君が僕の大学院の授業に参加しするようになった(事実上の指導学生になった)のは2017年4月なので、指導期間は5年間に及ぶ。*1その間、一緒に何度も国際学会に参加したのみならず、翻訳作業を行い、解説論文を書くなど、研究上のパートナーとしても大活躍してくれた。今日は「O君最終講義」と銘打って、彼自身のマーシャル研究のみならず後輩院生たちのために伝えておきたいことを思いのかぎり話してもらった。11時半に開始した「最終講義」は21時前まで続いた。解散後、最後の最後にO君から「先生、すみません。財布を研究室に忘れてしまって・・・」という連絡が電車に乗ってから届き、もう一度大学まで戻らねばならなくなったのはご愛敬。指導教員として、実に濃密な、幸せな5年間を過ごさせてもらった。また、同じ京都在住で、僕の息子と彼の娘さんの誕生日が近いこともあり、一緒に子どもたちを鴻ノ巣山運動公園で遊ばせたのも楽しい思い出である。彼と出会えたことに感謝。これからの彼の人生に幸あれ。

今日で今年度の授業はすべて終了。2人目の博士課程指導学生(1人目はMTMT君)の就職が決まった今年度をもって、僕の大学教員生活は「第二期」を終えたことになる。

京都府の新型コロナ感染者数は4日連続で過去最多を更新した(1467名)。

【7288】

*1:2016年9月の上海でのUK HETに一緒に参加したが、その時はまだ指導関係にはなかった。