今年のマルサス学会年次大会(7月3-4日@山形大学)でマルサス『経済学原理』出版200年記念シンポジウムの開催が予定されている。もともと僕が企画立案者で、本来であれば去年開催されるべき(マルサス『原理』の出版は1820年)ものであったが、コロナ禍のために大会が中止となり、1年延期された。今年の大会も、対面での開催はかなり厳しそうだが、シンポの2年延期はさすがにまずいので、オンラインであっても開催される見込みだ。そのシンポで報告予定の原稿の執筆を今日から開始した。新学期が始まる(4月5日)までに何とか発表可能な水準までまとめ上げたい。新学期が始まってしまうと研究どころではなくなってしまうので。
今日は大学院の修了式。12時半頃、院生F君(指導教員はS先生だが、僕は副指導教員的な立場で2年間おつきあいがあった)が修士課程修了の挨拶でわが研究室を訪れてくれた。彼は千里山の博士課程に進学するので、来年度以降もつきあいが続く。彼にとっては単なる通過点にすぎないので、気を引き締めてもらう意味で、「おめでとう」の言葉は敢えて控え、その代わりに叱咤激励の言葉をプレゼントした。
ロシア語の勉強は電車内・研究室・自宅で合計3時間ほど。和久利『ロシヤ語四週間』の練習問題(第一週第七日)を解く。かなり難しい。半分くらい×がついてしまう。本書を「推薦参考書その3」として紹介してくれた「セルダリーク」のふきちゃんもYouTube内で断言していた(9分50秒- )ように、「ロシア語は四週間では無理です」。この言葉は救い。だって、僕はもう九週間以上やってるわけで・・・。
大学院では4月から、M2に上がるKBHくん、新たにM1として入学するKBKくん、そして新たに研究生として入学してくるMSUさん、合計3名の中国語圏(中国+台湾)からの留学生を指導学生として迎える。そのため、ロシア語だけでなく中国語の勉強のほうにももっと時間と力を注ぎたいのだが、時間の制約ゆえ、なかなか思うように勉強できない。
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