ここ数日間HSMTさんと集中的に書き進めている英語共著論文は、3月14-15日に立教大で開催されるリカードウ研究会国際ワークショップで口頭発表することになった。旧知のHETSA仲間、Matthew SmithさんやAlex Thomasさんも来日し参加されるとのことで、久々の交流が楽しみでならない。*1今日はまずそのための出張申請書類を作成し、事務方に提出する。
続いて、HETSA関係のオンラインセミナーに初参加する。Alex Millmow会長による、Colin Clarkについての報告である。日豪間に時差がほとんどないのは、参加へのハードルが下がり、大いに助かる(深夜や早朝の参加は体力的にきつい)。ただ、英語でのコミュニケーションから長らく遠ざかっていたため、Zoomのミーティングルームへ入室後、ただちに話しかけられても英語がすぐに口から出てこなくて困った。Colin Clarkがとても興味深い経済学者であることがよくわかるセミナーであった。人口政策思想史上でも重要な人物のように見受けられたが、『マルサス人口論事典』の項目には出ていないので、次回のマルサス学会大会@横国でAlex会長のColin Clarkに関するこの新著を紹介しても良いかもしれない。
セミナー終了後、研究用図書の伝票の修正のため、生協書籍店へ。それから、マルサス学会次期役員選挙投票。院生KBH君と面会し、今後の進路について話し合う。そうこうするうちに、一昨日校閲に出した英語共著論文が戻ってきたので、その校閲された英文を点検する。途中、院生FJOK君が研究室にやってきたので、近況を聞く。結局、20時過ぎまでその点検作業に励む。今回の校閲者は「当たり」のようだ。我々が書いた元の文章をいじりすぎずうまく活かしながら、より自然な表現へと修正してくれている。
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*1:今月は13-16日に東京、24-26日に名古屋へ出張予定。