Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

明治大国際会議にエントリー

一週間でいちばん忙しい木曜日。ヘルペスの神経痛が重たかった一昨日までは「果たして木曜日を乗り切れるのか?」と不安だったが、昨日医師から処方してもらった薬の効きがすこぶる良くて、神経痛が大幅に軽減されたために、ほぼ普段通りに3コマの授業を行うことができた。これで最大の難所を乗り越えた。ただ、20時を過ぎたあたりから、薬の効能が薄れてきて、左下半身の神経痛が徐々に強くなってきた。今日の一日を何とか大過なく過ごせたのは薬のおかげであったことを改めて実感する。

2限、経済学説史。『国富論』の序論・分業論・価値論。投下労働価値説と支配労働価値説の違いを説明したが、受講生の反応がふだんよりも冷たかった気がしてならない。

3限、22期(3回生)ゼミ。プレゼン担当者の1人MNM君が急病のため、HSTNさんと(MNM君の代役の)YKYMさんは、わずか2日間で今日のプレゼンを作ったらしいのだが、そんな裏事情がまったくわからないほどの素晴らしい出来ばえ。テキストの内容をしっかり踏まえながら、それをそのままなぞるのでなく、「沿いつつずらす」というプレゼンの理想の形を見事に実現してくれた。

5限、ワークショップ。ディベート立論作成の2回目。グループワーク(1チーム7名)で作成してもらう関係上、フリーライダーをできるだけ出さないよう、巡回に励んだが、どうやら杞憂だったみたいで、そのチームもうまく力を合わせて立論を作成していた。来週からいよいよ実戦練習。半期の授業のゴールも見えてきた。

海外へ飛べないので、9月13-15日に明治大で開催される国際会議 "International Conference on Economic Theory and Policy" での研究報告をエントリーした。やはり英語での報告の機会なしでは英語力を維持することが難しい、と感じたからである。フルペーパーをすでに準備できていることもあり、エントリーからほどなくしてアクセプトの返信が届いた。これで結局、水田洋先生関連で、7月(学史学会関西部会、日本語)と9月(明治大国際会議、英語)の2回、報告することになった。

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