保守的自由主義研究会@大阪公立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)に参加する。大学院恩師ST先生主催の研究会であり、昨年9月以来、1年ぶりの参加となる。研究会ではあるが、学生時代にお世話になったWKMR先生(インド経済史)や教務担当事務職員だったAGROさんらもレギュラーメンバーとして参加しており、超濃厚な大阪市大コネクションにどっぷり浸れるという点では、同窓会のような性格も有している。
今も杉本町で非常勤講師を務めておられる佐藤光先生に、キャンパスが杉本町から森ノ宮に移る前に半期だけでいいので杉本町の教壇に立たせてください、とお願いしておいた。府立大との合併後の公立大は、近鉄バファローズに対するオリックス・バファローズのようなもので、個人的にはあまり関心がないのだが、学生として5年間通った杉本町のキャンパスには並々ならぬ思い入れがある。移転前にこの目に焼き付けておきたい。学生時代によく立ち寄っていた居酒屋や定食屋の大半はもう存在していないようだ。30年たっているから、仕方ないのだけれど。
参加メンバーの一人、神戸大学のSTTHさん(開発経済学、インド経済論)とは、今日が初対面だと思いこんでいたが、何と約30年前の1994年夏の集中講義(絵所秀紀先生担当の「開発経済学」)を一緒に受講していたことが判明した。絵所先生を囲む懇親会でも二人でけっこういろいろ話していたようである。こちらは相手のことをぜんぜん覚えていないのに、相手のほうは自分のことをしっかり覚えている――「nakcazawaさん、ドラムのことを熱く語っておられましたよね?」――のは、何とも失礼で恥ずかしい。STTHさんとは同世代で共通の友人・知人も多いということで話が弾み、懇親会も三次会までご一緒させていただいた。結局、帰りの電車はラスト一本前に。明日が地域の運動会なので、さっさと帰路につく予定だったが、うれしい誤算満載の夜であった。
【5901】