例年、成人の日を含む3連休の土曜日を卒論報告会の開催日としており、2期生から20期生まで、コロナ禍の影響をもろに受けた18期生*1を除く18の学年で、その日に卒論報告会を開催してきた。21期生(現4回生)も定例の日程(つまり今日)で開催する予定でいたが、21期生の1人がこの日に地元で高校の同窓会があり参加が難しい(まったく不可能ではないが1日で大移動する必要がある)ことが11月の時点でわかっていたため、21期生の卒論報告会は関係者全員の都合のつく1月20日に移して開催することになった。
成人の日を含む3連休の土曜日は、当然のことながら、毎年移動するわけであり、今年は正月休み気分も冷めきっていない1月6日。「この日であればゼミの卒業生との同窓会を開催できるかも!?」という考えがふと思い浮かんだ。とは言え、卒業生は1期生から20期生まで350名超を数え、あまねく声かけするわけにもいかない。そもそもゼミ長と連絡がとれなくなっている学年もある。そんなわけで、ゼミ活動の熱心さで最初のピークを迎えたように個人的に実感しており、ゼミ長との親しい交流が今でも続いている9期生・10期生との同窓会を自ら企画した次第である。*2
9期生は歴代最少の10名、10期生は歴代最少2番目の11名であり、特に9期生については、バレーボールの竹下佳江選手が「世界最小最強セッター」と呼ばれていたのにあやかって、僕自身が「最少最強学年」と長らく呼んできている。そんな思い出深い学年である。ゼミ長の有能さは変わらず、すぐに同期に連絡を回してくれた。連絡がとれなくなっている同期もいたようだが、それでも11名から出席の返事があった。残念ながらうち2名はお子さんのインフルエンザ罹患のために直前に欠席の連絡が入ったが、それでも9名が出席してくれた。*3子連れでも参加しやすいようにと、一次会「昼の部」を14時開始・アルコール無とし、会場の「カフェ・ゲリラ」さんのご厚意で貸し切りにしてもらえた。
個人情報を含んでしまうために詳しく書けないのが残念だが、僕の想像していた何倍も立派な姿を見せてもらえて、その喜びで胸がいっぱいになった。学生時代から地に足がついており、自信に満ちあふれた面々だったが、さらにパワーアップしている。みんな生きる力に満ち溢れていた。とても幸せな時間を過ごさせてもらい、忘れがたい1日になった。最高のお年玉をもらった。
さて、明日からは気分一新、現役ゼミ生の教育指導のことに集中するぞ。
城田俊『現代ロシア語文法』を50ページまで(全667ページ)。
【9415】
*1:https://nakcazawa.hatenablog.com/entry/20210114/1610635695
*2:9期生卒業式の夜に開催された謝恩会で、妻のお腹の中に第一子がいる(実はまだ安定期に入っていなかった)ことを初めて公にした。自分の持てる時間をゼミ指導の最初から最後まで納得のゆくまで注ぎ込むことができた最後の学年でもある。
*3:MKYM君、YMMT君、OE君、KBYS君、TDさん、TKGCさん、NSOさん、NKさん。YKYM君のみ、二次会「夜の部」@天満からの参加。