Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

静寂を求めて

自宅から徒歩数分のところにある母校・東鴨川大学では、今日から土曜日まで学園祭(通称:NF)。早朝からバンド演奏の爆音が響きわたる。「今日は家にいる日じゃないな」と判断して、たまっていた仕事を片付けるべく、関大へ。紅葉シーズン真っ只中ということで、阪急河原町駅は人でごったがえしていた。人が多い場所は本当に苦手だ・・・。

関大は静寂そのもの。特講2、経済学説史の予習、共和主義論文集の校正などを淡々と進める。ずっと机に座っているのは健康に悪いので、2時間書き仕事をしたら、30分ほど力仕事(研究室の掃除)をして、バランスをとる。ここ数ヶ月行方不明だったバークとマルサスの英国/米国学位論文コレクションのカタログが出てきて一安心。これがないと博士論文を仕上げられないからね。

僕が来ているのを野生の勘で嗅ぎつけたのか、夕刻、3期生I野君から突然の襲撃を受ける。「おいおい、こんな日くらい、自分の仕事に集中させてくれよ」と言いたかったが、用件が卒業論文の相談だったので、よしとしよう。研究意欲の高い学生へのサポートはまったく苦痛じゃない。結局研究室には22時半まで残って仕事。