Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

JON ANDERSON SOLO CONCERT

午前中は整体。午後から大学へ。プラトン関係の読書。17時前には大学を出て、YESのヴォーカリストJon Andersonのソロ・コンサート(@心斎橋クラブクアトロ)へ。

バックバンドなしの弾き語りだと聞いていたので、さほど期待していなかった。途中で眠くなるんじゃないかと、心配すらしていた。しかし杞憂だった。ほのぼのとしていながらベテランらしい貫禄にも溢れた素晴らしいパフォーマンスをJonは披露してくれた。本業ではないギターやピアノの腕前はかなり危うかったけれど*1、何よりヴォーカル・コンディションがよかった。あのいくぶんハスキーでありながら伸びやかな高音はやはり唯一無二だなと実感した。今年で62歳になるけれども、正真正銘、現役のミュージシャンだ。日々の鍛錬が違うのだろうな。*2

こんなに観客の年齢層が高いライブは初体験。40代・50代と思しき方々が多数。僕ですら若い部類に入ってしまったよ。

*1:おそらく弾けるコードの種類が少ないせいだろう、YESの楽曲のヴォーカル・ラインにはかなりの変更が加えられていた。

*2:数年前、同じクアトロで見たJohn Wetttonはひどかった。稽古不足の相撲取りに他ならなかった。