Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

近代思想研究会第45回例会@慶應義塾大学三田キャンパス

10時過ぎまで娘と御射山公園で遊び、それから京都駅へ移動。新幹線に乗って田町を目指す。この研究会に参加し、研究報告を行う。

http://jshet.net/modules/schedule/index.php?smode=Daily&action=View&event_id=0000000460&caldate=2016-7-19

今回の報告内容は経済学方法論フォーラム(第2期)の成果論文なのだが、構想を最初に発表したのが2011年8月なので*1、あれからすでに5年もの時間が経過している。それだけまとめるのに悪戦苦闘しているわけで、フルペーパーの形をようやく成した現在でも、いまだに「果たしてこのバージョンを最終バージョンとして発表してよいのか? 致命的な事実誤認や論理の飛躍が残されていないか?」と自問してしまうほど、その出来栄えに自信を持てないでいる。そのいちばんの原因はケインズという超ビッグ・ネームが絡んでいるからなのだが。今回の報告でも多くの有益なコメントを頂戴したが、それはまだまだ改善すべき点が残されているという意味でもある。この論文、いつになったら本当に脱稿できるのだろうか?

往きの新幹線の中でLoudnessの新譜(セルフ・カバー・アルバム)をじっくり聴く。二井原実のヴォーカルがとにかくすごい。10年前、20年前より、進化している。もう55歳だろう? 驚異的だ。Bruce Dickinsonに唯一比肩できるロック・ヴォーカリストだと思う。

 

*1:厳密に言えば、構想を最初に思い描いたのは学生時代だったので、20年以上前ということになる。