Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

5期生卒業論文集が完成&HETSAにエントリー

5期生卒業論文集


登校前に郵便局に立ち寄り、(近代思想研究会で知遇を得た)K出先生とA木さんに拙稿の抜き刷りを郵送する。

少し寝不足&疲れ気味。午前中はマーク・フィルプ『トマス・ペイン』を再読し、「乱読ノート」にようやくアップする。自分の専門に近すぎて、なかなか軽い気持で書けず、後回しになっていた。ちょっと大胆に書いてしまったかも。「お前の理解がおかしい」との批判を受けるかもしれない。

午後、ここ十数日ずっと迷っていたことをようやく決断し実行に移す。それは海外での学会報告だ。前々から「一度経験しておかなければ」という気持ちだけはあったのだが、何しろ相当なエネルギーを要する仕事なので、他の仕事を抱えながらでは、なかなか「やるぞ!」と決心できるレベルにまで気力が充実しなかった。しかし、同業者I藤さんの強い勧めがあり、しかも今年9月までは大きな校務を背負う可能性も低く、「今しかない!」と思うに至った。

というわけで、今年7月9〜11日にUniversity of Western Sydneyで開催されるオーストラリア経済思想史学会(History of Economic Thought Society of Australia)の年次大会(HETSA Conference 2008)にエントリーしてしまった。英文ペーパーはゼロからの準備ではなく、エディンバラ留学時代の遺物が残っているので、それを適当に加工してabstractを作成した。メールの送信ボタンを押す瞬間、さすがに少し手が震えた。「英会話の勉強を再開しなければ」とか、いろいろなことを考えてしまった。現状の英語力では質疑応答にとても耐えられないだろう。不安だらけなのは確かだが、希望もそれ以上に大きい。マルサス研究の大御所ジョン・プレン教授(HETSAのメンバーであるとのこと)に自分の研究を聞いてもらえるだけで嬉しいし、高く評価していただけたならば、これにまさる自信はない。ローマは一日してならず。階段を一段ずつ昇っていくほかない。

5期生卒業論文集がついに完成し、生協から研究室に届けられる。N井画伯(ゼミ長)による入魂の装丁だ。

メール送信後2時間余りでHETSA事務局から「受理しました」との返信メールが届く。いくら時差がほとんどないとはいえ、あまりの即レスにびっくり。地球は本当に狭くなったのだな。

帰宅後、「プレミアム10 チューリップ・青春のラストラン」 を観る。「約束」は本当に名曲だと思うな。

・・・にもかかわらず、筋トレのBGMはラウドネスダンベル4セット。このニュー・アルバムは前作より断然に良いね。激しさが親しみやすさと同居しているところが、Ronnie在籍時のBlack Sabbath(特に『Dehumanizer』)、Sammy在籍時のVan Halen(特に『F.U.C.K.』)を彷彿とさせる。

METAL MAD

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