Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

CLIL & HK HET

8月13日から28日まで渡豪する。先月のメルボルン(HETSA)に続いて、今年2度目の渡豪になるが、行き先はブリズベンにあるクイーンズランド大学である。今回は学会に参加して自分の研究を報告するのではなく、英語で講義ができる教員を養成するための研修プログラム(CLIL)を受講する。

http://www.icte.uq.edu.au/clil

月曜から金曜までひたすら研修だが、土日はオフなので、HETSAで親しくなったBruce Littleboyさん(クイーンズランド大学が本務校)と会う約束をしている。シャックルの研究者である。とても明るく楽しいお方だ。

http://researchers.uq.edu.au/researcher/210

28日に帰国するが、9月1日に再び日本を離れ、5日まで上海に出張する。UK HET(イギリス経済学史学会大会、9月2〜4日)に参加して自分の研究を報告するためだ。昨年のマンチェスターでの大会から2年連続、2度目の参加である。イギリスの学会なのだが、今回初めての試みとしてイギリスの外、中国の上海で開催される。これだけ海外に出かけているのに、実は隣国の中国を訪れるのは今回が初めてである。*1会場校である上海財経大学には、僕の大学院時代の同期であるSさんがお務めで、この機会にぜひお会いしたと思って連絡をとったのだが、ちょうどその時期は家族でハワイに旅行中であるとか。タイミングが悪い。

今日、大会organiserのTerry Peachさんから暫定プログラムが届けられた。僕の報告は9月2日の11:45-12:30であるようだ。ちょうど良い場所だ。早めに自分の報告を聞いてもらえるほうが、休憩時間や懇親会で会話が弾みやすい。3日間で23本の報告が予定されているが、日本人は僕一人である。これもまた初めての経験である。しかし、HETSAで面識のあるJeremy Shearmurさん、Craig Freedmanさん、Steve Katesさん、Margaret Schabasさんが参加されているし、旧知のJohn Vint先生、昨年マンチェスターで知遇を得たRichard Van Den Bergさんも参加されているので、話し相手には事欠かないだろう。僕の英会話能力の問題さえ除けば。

*1:韓国にも行ったことがない。台湾には学部の卒業旅行で一度だけ訪れたことがある。四半世紀近く前のことだが。