「朝食は8時から」が彦根荘の決まり。引率教員である以上、学生に範を示さなくてはならないので、頑張って8時に起床する。もちろん、眠い。ものすごく眠い。食堂に行ってみたが、数分が過ぎても、ゼミ生は誰一人として姿を現わさない。結局、僕が彼らを起こすことに。
午前中は自由時間。テニスに興じる者、琵琶湖畔を散策する者、寝る者等、いろいろ。
午後は彦根城観光へ繰り出す。昼食後、生ひこにゃん&天守閣。ひこにゃん人気は相変わらずすごかった。*1今日は土曜日ということもあって観覧希望者が非常に多く、途中で「入れ替え」まで行われた。ゼミ長D君演ずる「でこにゃん」が僕的にヒット。
9月も下旬にさしかかっていることが信じられないほどの汗ばむ陽気。まさしく台風一過だな。
16時過ぎ、JR彦根駅前にて解散する。
帰宅すると、社会思想史学会年報『社会思想史研究』最新号(第32号)が届いていた。特集は「共和主義と現代」。僕の専門領域のほぼど真ん中と言ってもよい特集である。さっそく読み始める。例によって、I塚さんのクリアな思索に強い感銘を受ける。自分の愚鈍な脳みそが恨めしくなる。ほんまに。