Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

HETSA2009への参戦を決意

昨日の筋トレはなぜか効果抜群で、今日は終日、両肩周辺に軽い筋肉痛。

昨年に続いて今年もHETSA(オーストラリア経済学史学会)に参戦して研究発表を行う意思を固める。

昨年報告した'Malthus as a Foxite Whig?: A Historical Sketch'はエディンバラ留学中(2002年度)に書き上げてそのまま寝かしてあったもので、ゼロから準備したわけではない。これが現時点での僕の唯一の英語論文だ。eshet-jshetでもそれを報告した。別の学会であれば同じ論文を報告することも許されるだろうが、同じ学会で2年続けて同じ論文で報告するわけにはゆかない。新しい論文をゼロから(と言っても日本語版は存在するが)準備する必要がある。

abstractの締切が4月25日、full paperの締切が5月30日。正直、間に合うかどうか不安だが、参戦できるようにできるだけ頑張ってみたい。開催地パースは未踏の地なので興味があるし、教え子M本君が報告すると言っているので、僕が怖気づくわけにはゆかない。

とりあえずabstractから書き始めてみた。図書館の英文ジャーナルを何冊か眺めて、構文的にマネのできそうなabstractを探して読んでみる。20〜30ほど読んだだろうか。現時点での自分の思考習慣に合わないabstractは、読んでいる途中で「ぷつん」と集中力が途切れる。やはり、英語で考えるとなると、「In this paper I examine 〜. In the first part 〜. In the second part 〜. As a result, 〜.」といったオーソドックスなスタイルのものが腑に落ちやすいようだ。「まなぶ」は「まねぶ」。習字や武道と同じ。まず「型」を修得しないと。

もう少し粋な英文を書きたい気もするが、今の僕の英語力ではそもそも無理な話であるし、「言いたいことがきちんと伝わる」ことを最優先すれば、多少幼稚くさくて格好悪くても、「型」にはまった文章を綴らざるをえない。他方、採用した構文によって言いたいことが絞り込まれるという(良い意味での)反作用もある。20分の報告時間で要点を伝えなければならないから、そのような絞込みはぜひとも必要だ。

帰宅後、(録画していた)某公共放送「テレビでフランス語」(2009年度)の第1回を観る。*1すごく難しい。寝言のように聞こえる曖昧音の連続は僕にとってまったく未知の世界。蓄積がないので、中国語のようにはいかない。勉強にはかなり苦戦しそう。しかし発音レッスンに十分な時間を割いてくれる内容みたいなので、それはありがたい。初級段階で正しい発音を身に付けておかないと、後々たいへん苦労するもの。英語・ロシア語・中国語の勉強を通じて痛感していることだ。

わけあって(同じく録画していた)「仮面ライダーディケイド」も観る。おー! ほんまやー!!

腹筋3セット。捻りをきつくしたらけっこう疲れた。BGMはこれ。

グッド・トゥ・ビー・バッド

グッド・トゥ・ビー・バッド

*1:レギュラーゲストに鬚男爵。某公共放送も頭が柔らかくなったものだ。