Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ケインズのバーク受容(シドニー77日目)

今日の昼食


2007年から参加している経済学方法論の共同研究(経済学方法論フォーラム)は、今年度が第二期の最終年度にあたり、研究成果を論文としてまとめなければならない(論文集として公刊予定)。そのタイトルとアブストラクトの締切が迫っていたので、それを一気に書き上げて提出する。メンバー全員が9月の研究会でアブストラクトにもとづいて報告することになっているが、僕は6月の研究会のみならず9月の研究会にも参加できない。たいへん残念である。

ケインズの経済政策思想を彼のバーク受容に焦点を合わせて論じる予定だ。研究者としての人生を開始して今年が23年目になるが、その23年間の集大成的な内容の論文になりそうだ。ケインズのバーク受容は院生の頃から頭の片隅にあったテーマだが、どう調理すればいいのか、その調理方法がわからないまま、20年以上の歳月が経過してしまった。今回ようやく調理できそうな気がする。

アブストラクト提出後は、昨日の続きで、拙稿(ケインズ&マルサス論)の再改訂作業を進める。

今日は土曜日で学食が営業していないため、昼食はSaint Germain Patisserieでサーモンのクレープをtake awayする。

妻子&義母のシドニー滞在中(21〜29日)は仕事を完全にオフにして家族との時間を満喫したいので、その代わりに明日と明後日は仕事日にするつもりだ。