Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

西日本インカレ予選会@大阪経済大学

西日本インカレ予選会


日経ビジネス・アカデミックサポートプログラム「西日本インカレ」予選会に4年連続で参加する。会場は初参加した昨年と同じ大阪経済大学である。

西日本インカレ2013予選会:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20131124
西日本インカレ2012予選会:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20121118
西日本インカレ2011予選会:http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20111120

今年は13期生19名のうち12名が2チームに分かれて出場した(残る7名は11月19日の学内ゼミ大会プレゼン部門に出場する)。

★「あなたのとなりの空き家問題〜AKINAIYAの可能性を求めて〜」(by knowalk)

★「ありがとうプロジェクト〜有料トイレで私たちにできること〜」(by あすーる。)

両チームとも、昨年と同様に、練習の成果を十分に発揮してくれた。出場62チームのうち12チームが12月14日の本選へと進むことができる。結果が待ち遠しい。

昨年の本選(http://d.hatena.ne.jp/nakcazawa/20131215)後の慰労会でたまたま席が隣同士になった福岡大学Dゼミの皆さんと、今年は「たまたま」でなく「事前に打ち合わせて」合同の慰労会を催すことにした。同じ千里山商学部のKゼミもお誘いし、3ゼミ合同の大宴会になった。D先生の「皆さん、本選でもう一度お会いしましょう!」というシャウトは、その場にいたすべての学生の本音だろう。僕も一緒にシャウトしたかったが、残念ながら、声が出ない・・・。今日も喉を休ませることができず、喉の不調はなかなか長引きそうである。

出場・観戦しての雑感だが、出場チームは去年より増えたものの(59→62)、プレゼンそれ自体の水準は去年のほうがやや高かった気がする。似たようなテーマ選択、似たようなストーリーのプレゼンが増えて、若者らしい冒険、奇抜さが希薄化しているように思われる。仮説を実証するためにフィールドを持つ必要があるのはわかるが、それにしても地域活性化というテーマが多すぎるし、提案内容も手法もIT技術アプリ開発)やキャラクターへの依存度が高い。違う大学の違うゼミなのに、似たような内容のプレゼンが続くと、「もう少し工夫して欲しいな。サプライズが欲しいな」と思ってしまう。仮説を実証しないままさらに仮説を重ねて、結局説得力の乏しい提案しかできていないプレゼンもいくつか見受けられた。もっとも、こんなふうに高みからものを言っているが、自分のゼミのプレゼンのクオリティがそれに見合った高さに到達しているかどうかは、まったく自信がない。

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