11時半から17時20分まで17期生を選考するための面接を行った。面接官を務めた現役ゼミ生(16期生が中心だが、15期生KMY君&YNさんも顔を出してくれた。ありがたい)との相談の結果、申し込み者15名中、10名(男子7名、女子3名)を合格とした。二次募集のための残り定員は6-7名である。
毎年確認できる興味深い事実なのだが、入ゼミ志望の2回生を見る目が僕より現役ゼミ生のほうがはるかに厳しい。今年の一次募集も僕は12名合格を考えていたのだが(ここ数年でいちばんレベルの高い一次募集だったように思う)、現役ゼミ生の合格ラインは僕より厳しい10名だった。もちろん、「学生主体」のゼミである以上、彼らの判断のほうを尊重したけれども。
今回、「経済学部で哲学する」というテーマを4期生以来、13年ぶりに復活させたわけだが、これまでとかなり違うタイプのように思われる学生が何名か応募(&合格)してくれて、個人的にたいへんうれしかった。「読書」や「考えること」の好きな学生の比率が高まることは大歓迎である。
残念ながら不合格になった5名だが、他のゼミよりも6日も早く不合格がわかり、その6日間を二次募集の準備に充てられるのだから、それをアドバンテージだと積極的にとらえて、ぜひとも有効活用してもらいたい。それを考慮して早めに合否を発表しているわけなので。6日間あれば相当なことができるはずだ。活かすも殺すも本人次第。
16期生にとっても、面接官という立場から見える光景はいつもとずいぶん違っていたはず。*1初心(去年の今頃の自分)を思い出して、それをきっかけに16期生の活動の停滞を打破してもらいたい。
17期生選考面接(二次募集)は、ちょうど2週間後の今日、6月6日に行う。
*1:特にONSさんとSTOK君の成長が強く印象に残った。