4限、経済学説史。5限、大学院。年内授業終了。*1
ついに公刊されました!
Nakazawa, Nobuhiko. "What Attracted Keynes to Malthus's High Price of Provisions?", Erasmus Journal for Philosophy and Economics, Volume 10, Number 2, Fall 2017, pp.24-44.
https://www.ejpe.org/journal/issue/view/19
ケインズのマルサス受容という経済学史研究の「本丸」に乗り込み、通説を批判的に徹底吟味し、新説を打ち出しました。最初のドラフトを書き上げてからここに至るまで4年間もかかりました。シドニー在外研究の思い出がたっぷり詰まった、これまでの25年間の研究者生活の総決算と言っても過言ではない論文です。
本当に厳しい改訂作業でした。何とか持ちこたえました。ようやく報われました。論文は読まれてナンボ。どうか広く(=世界中で)長く読まれますように。
*1:25日(月)のゼミは合宿で代替。