4日連続でしっかり眠り、ようやく寝起きから疲労感を覚えなくなった。昨日まで本当に体力的に厳しかった。途中で倒れるかもしれないという恐怖に何度も襲われた。こんなにきつかったのは数年に一度あるかないか。
午前中、1時間だけ、(腱鞘炎の原因となったあのイベント以来)8か月ぶりにドラムを叩く。バンド練習としては10か月ぶり。僕の右手首の腱鞘炎の長期化に加えて、ギターのMRさんも痛風を患い、とても練習できる状態になかった。おやじバンドの宿命だな。3人で久々の再会を喜ぶ。僕もMRさんも不安が完全に払拭されたわけでなく、恐る恐るの音合わせになったが、リバビリとしての役割は十分に果たしてくれたように思う。
午後から大学へ。相変わらずやるべきことが山積。27日の方法論フォーラムの原稿を仕上げ、関係者に送信する。
Jさんがついに修論を完成させた。約39000字。ほぼ4万字と言ってよい。今学期Jさんには月1回以上のペースで中間報告をしてもらったが、彼女は報告のたびに僕やO君からのコメントを次回の報告までにしっかりと改訂稿に反映させ、おかげで論文の内容はどんどん良くなり、分量も大きくなっていった。外国語でここまで書くなんて、本当に偉い。勤勉さの賜物だ。来年1月15日が教務センターへの提出締切(締切1か月前に完成!)なので、それまで僕のほうで細部をチェックする。2月16日の口頭試問が終われば、2年半にわたる指導も終了ということになる。
昨日と今日が4回生の卒論提出日であった。結局一度も草稿を僕に見せることなく教務センターへ提出したツワモノが何名かいた。こんなの21年間の大学教員生活で初めて。最終的なできは実際に読んでみないとわからないが、これまで目を通せたものだけで判断すると、執筆状況も論文の質もきわめて低調な学年だったと言わざるをえない。果たしてどういう成績評価になるか。予期せぬ「不可」(⇒留年)だけはご勘弁願いたいのだが・・・。とはいえ、そんな中でも早め早めに執筆を進めて読み応えのある論文に仕上げてくれたゼミ生には、懸賞論文への応募を勧め、入賞のための協力(年明けの個人指導)を約束している。