Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「採点の祭典」開幕

月曜日だが、直前の土日に休めていないので、曜日感覚が麻痺してしまっている。

まず、今日の最初の仕事はできたてほやほやの英語論文を校閲業者へ投げること。投げる直前に再度論文をチェックしたところ、不適切・不正確に思われる表現を3つほど見つけたので修正する。もう何日か寝かせればもっと良い構文やフレーズを思いつくのかもしれないが、そうするときりがないので、11時半にいつも利用している業者に投げた。12時前には返信あり。この業者はいつも仕事が速くて正確なので本当に頼りになる。同業他社よりも値段がやや高めだが、払うだけの価値のある仕事をしてくれる。少なくとも僕との相性がとても良い。*1

次なる仕事は期末のレポート試験(経済学説史2)の採点。履修登録者318名のうち受験者(レポート提出者)は287名。途中、入試業務と研究推進部関係のヒアリング業務で3時間半の中断。結局今日は287名のうち80名の採点をすませる。テキストの完全な誤読(講義内容の完全な誤解)にもとづく自信たっぷりな批判的論評が多発し頭を抱える。自分の感じていることとは違うという理由だけで過去の偉大な思想家を躊躇なく「間違っている」と断言する。自分の経験の少なさや偏りに対する反省もなく、それを特権化してしまう。彼らのこの自信はいったいどこから来るのだろうか。真の自信がないからこそ、偽の自信で隠蔽しようとするのか。

明日は入試業務が非番で、一週間ぶりの休日である。実は1日だけでなく2日休みが欲しいのだが、今週は水から金までの3日働けば、週末の土日は両方休めるので、何とか踏ん張りたい。

今日は立春。昼間はかなり暖かかったが、夜になってぐっと冷え込んだ。かなり寒い。春の足音はまだ聞こえて来ない。

【6544】 ダンベル2セット、スクワット1セット。

*1:これで僕の10月のSydney行きはほぼ確実になりました(ただしエントリーがリジェクトされた場合は除きます)。このブログの同業読者でHETSA@Sydneyへの参加に興味のある方は、ご一報いただけますと幸いです。