昨日ほど寒くない。授業3コマ(大学院2、学部1)。5限目の特殊講義(上級経済学説史)では、ついに初めて中国の経済思想史について講じる(全2回)。今日は孫文について。いやぁ、楽しい。中国史はスケールが大きくて、エピソードに事欠かない。学部生時代にHR先生のゼミで東アジアの経済史について学んだが、その時以来(約30年)の中国語圏への関心がついに初めて具体的な形になった。
- 作者:孫 文
- 発売日: 1957/03/15
- メディア: 文庫
- 作者:孫 文
- 発売日: 1957/05/15
- メディア: 文庫
- 作者:田所 竹彦
- メディア: 単行本
今日の90分の講義のためにどれだけの予習時間を要しただろうか。20時間? 30時間? いずれにせよ、膨大な時間を要したが、それくらい夢中になって講義準備に勤しんだ。ずっといつかやってみたい内容の講義だったから。そして今日、自分でもまぁまぁ満足のいく講義ができたように思う。初めて講じる内容ならではの緊張感も気持ち良かった。来週は毛沢東と馬寅初の経済思想について講じる予定である。
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