Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

拙稿がHistory of Economics Review誌にacceptされる

午前中はロシア語の勉強とマルサス『原理』シンポ関連の読書。午後はマルサス『原理』シンポ論文の執筆作業。あまり捗らず、作業の大半はデータ入力となる。

17時1分、朗報が届く。拙稿がHistory of Economics Review誌に修正なしで一発acceptされた。もともと個人で書き始めた論文(マルサス&ミルトン論)であるが、2017年8月6日の経済思想研究会で口頭発表した際に討論者を務めてくださったOZWさんのコメントが素晴らしく、共著者として加わっていただき、以来二人三脚で断続的に改訂作業を続けてきた。

Editorからのメールの文面には、一瞬、目を疑った。修正なしの一発acceptは初めてのこと。うれしい。本当にうれしい。まるで夢を見ているかのよう。アイディア、発想力はある方だと思いつつも、細部の詰めが甘い自分。その弱点を今回はOZWさんが見事に補ってくれた感じだ。帰宅してOZWさんにメール送信。こういうメールを書いて喜びを分かち合えるのは本当に幸せなことである。研究者冥利に尽きる瞬間だ。

拙稿がHistory of Economics Review誌に掲載されるのは2012年(Volume 56)以来9年ぶりになる。

https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/18386318.2012.11682198

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