Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Xライダーとアマゾンライダー

雨が降ったりやんだりの微妙な天気。妻の許可を得て10時まで眠らせてもらい、目覚めた後は、息子と近所のスーパーへ買い出しに行き、午前を終える。午後は子どもたちとオセロやジェンガで遊んで時間を潰し、夕刻、先週の日曜に引き続いて銀座湯へ。2人ともこの銭湯がすっかりお気に入り。自宅から徒歩圏内にあるので、小雨がぱらつく中でも傘をさして歩いていくことができた。帰る頃には雨はすっかり上がり、美しい夕陽を浴びながら帰宅した。

YouTubeで仮面ライダー50周年の記念配信がなされていることは昨日書いたが、僕が歴代ライダーの中でいちばん好きなのはXとアマゾンである。放送当時僕は5-6歳で、ライダーにいちばんハマる年齢だったため、この2作がとりわけ強烈な印象を残しているのだろう。*1僕の記憶が確かなら、Xやアマゾンは本放送以降に関西地区で再放送されたことはなかったはずで、僕は一度も見ていない(はず)。以来、40数年もの時間が経過した。Xはつい2週間前までCSの東映チャンネルで放送されており、40数年前の記憶を反芻しながら、全話楽しく視聴した。Xの造形は今見ても斬新でかっこいいし、宿敵アポロガイストの登場している中盤こそ物語は盛り上がったが、てこ入れのための路線変更が頻繁に行われ過ぎて、世界観や神啓介のキャラクターが半ば破綻しており、今見るとやや残念な作品になっている。主演の速水亮は熱演しており、アクションもどんどん上達しているので、監督・脚本に恵まれていたら、歴史に残るすごい作品に仕上がっていたはずだ。

それに対して、「記憶通りの素晴らしさ!」と今のところ大興奮しているのはアマゾンのほうである。YouTubeで配信された1・2話を視聴して、Xには欠けている緊張感と(ダークな)世界観に大きな感動を覚えた。アマゾンを慕う少年マサヒコの存在がとても重要(Xにはなかった)で、視聴者である子どもたちは彼への共感を通じて、この番組に魅せられたように思う。娘(8歳)と息子(4歳)に見せてみたところ、娘は「(今放送している)セイバーなんかよりずっといい!めっちゃかっこいい!」と大絶賛である。

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娘の声に背中を押されて、ついにアマゾンの全話をDVDでそろえてしまった(実はかなり前から願望としてはあったのだが、実行に躊躇していた)。今日届けられ、早速第3話を子どもたちと視聴する。3人とも大満足である。第4話以降の視聴が楽しみでならない。

昨日・今日、子どもたちの就寝後にマルサス学会シンポ論文の執筆。本文と注で約20,000字に到達。紛失した阪急電車の回数券カードは結局出てこなかった。

【3920】

*1:仮面ライダー(1・2号)やV3は放送時の自分の年齢からして鮮明な記憶が残っているのは怪しいので、おそらく後の再放送を通じての記憶であろう。