Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

拙稿がCahiers d'économie Politique / Papers in Political Economy誌にacceptされる

2-5限、大学院。

緊急事態宣言が解除され、飲食店でのアルコール類提供が今日から可能となった。天満のビアベリーも今日から営業再開ということで、さっそく立ち寄り一杯引っかけてから帰宅する。

「早とちり」*1から約2年、ようやくCahiers d'économie Politique / Papers in Political Economy誌から拙稿acceptの報が届いた。実際に活字になって出版されるのは来年秋の予定だ。最初の口頭発表(@仏・コルシカ、2012年9月)から、acceptまで9年を要した。口頭発表は計8回に達し、そのたびに改訂を重ねた。これまでの研究生活で最大の労力を要した論文であることは間違いなく、acceptの報に接しても、喜びより「やっとこの仕事から解放される」という安堵感のほうが大きい。

フランス発の論文はフランス着でようやく決着を見た。最初の口頭発表の時に妻のお腹の中にいた娘は、あと2週間で満9歳の誕生日を迎える。

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