Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

レーニン→ニコライ2世→大津事件→児島惟謙→関西大学

土曜日だが入試業務のため出勤日となる。これを通勤時に読んでいるのだが、期待以上の面白さ。サスペンス調の筆致に惹きこまれる

もともと(近々本格着手する予定の)レーニン研究との関連で帝政末期のロシア史への関心が膨らんでいたところに、NHKのこの番組をたまたま視聴したことで、(最後のロシア皇帝である)ニコライ2世と(その皇太子時代の)大津事件への興味が高まった。この番組もなかなか良かった。

https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/QMJM247X5N/

このサイトに記されている「法律上は「無期懲役」が限度だとする司法」とは、当時の大審院長(現在の最高裁判所長官)だった児島惟謙のことである。児島は関西大学(関西法律学校)の創設者の一人でもある。何とレーニンが芋づる式で関大へ繋がっていった。

『マルサス学会年報』への寄稿も、査読者からOKを頂戴し、ついに入稿へ。これで今年前半(1~6月)だけで3本の論文が活字になるわけだ。かつてないレベルで生産的だな。

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