Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

「経済学説史2」採点結果

今日から一般入試。入試業務と「経済学説史2」の採点(レポート試験)。

採点結果はこのようになった。

履修者103 / 受験者90 / 秀6 / 優7 / 良13 / 可53 / 不可11 (受験者の合格率87.8%)

昨年度37名まで減ってしまった履修者数はいくぶん盛り返したが、点数は伸び悩んだ。*1合格率を9割にまで引き上げたかったが、昨日の日記にも書いたように、執筆要領を無視した答案がこれまでよりずいぶん多く見られ、不可となった11名は誰一人としてコメントペーパー(3回実施)を1回も提出しておらず、残念ながら救済するすべがなかった。せめて合格者の半分に良以上の評価を与えたいと思ったが、全体的に答案の質が低く、それも難しかった。履修者こそ103名いるものの、平均的な出席者数は25名前後で推移し、良以上の答案の数とほぼ同じなので、妥当な評価であるように思われる。出席が加点されないにもかかわらず継続的に講義に出席していた学生はおおむね把握できているが、彼らの答案はおしなべて良かった。熱心な受講が講義内容の理解の高さと結びついてくれたようで、教える側としても安心した。

休肝日とする。

【8209】