2限、経済学説史。来週にもう1回あるが、それは「半期のまとめ+期末レポートについて」なので、今日が実質的な最終回である。この半期の講義は「経済学方法論の歴史」をテーマとして定め、自分自身が編者の一人を務めた『経済学史入門: 経済学方法論からのアプローチ』を教科書として初めて用いたが、講義ノートを一から作り直す必要が生じ、「初年度あるある」の自転車操業であった。初めて講ずる内容が大半で、講義準備の過程で新たな発見も多く、おおいに勉強になったが、他方でペース配分が当初の予定から大きく狂い、結局全12章のうち4つの章(古代・中世・ルネサンス期、リカードウ・マルクス・スラッファ、歴史学派、制度学派)しか授業で扱えなかった。来年度はもう少しペースアップして、最低でも6つくらいの章を扱いたいものだ。
午後、入試関連業務。天六(マッサージ)経由で帰宅。
城田俊『現代ロシア語文法』を64ページまで(全667ページ)。
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