Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

夏の終わり

午前は経済学史学会の常任幹事会(科研費申請のための臨時開催)。

午後は、昼寝をしようとしていたタイミングで、娘の同級生2名がアポなしでわが家に遊びに来たため、父親は急遽邪魔者扱いに。戦場のような賑やかさでに、昼寝はもちろん、読書もさせてもらえず。居場所がないので、息子を連れて近所のケーヨーデイツーとライフへ買い物へ行くなど。

緊急事態宣言が解除されたということで、夕食は4月3日以来となる「ちゃんだん」へ。娘の食欲の巨大化に驚く。今のところ、たっぷり運動させているので、肥満の心配はないが、しかし・・・。

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花火のストックをすべて消費して、わが家の2021年の夏は名実ともに終わった。

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【2440】

久々の御射山公園

今朝は9時半までたっぷり眠ったので、睡眠不足がかなり解消された。

9月18日にALKAで新しい靴を購入した際、併せて古い別の靴の修繕をお願いしていた。それを受け取りに行くついでに、子どもたちを久々に御射山公園で遊ばせ、駄菓子屋にも連れて行く。30度近い気温の中、かなり歩き回ったので、けっこう疲れた。

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子どもたちの就寝後、東大集中講義のレポート(昨日締切)の採点を開始する。

喜ばしいことに、今年に入って英語論文が3本もacceptされた。これまで書いた英語論文8本すべての活字化に成功したことになる。*1だが、それは同時に、国際学会で口頭発表するための英語論文のストックが切れてしまったことも意味する。HETSAの大会は2020年・2021年と2年連続でコロナ禍のために中止となり、2022年の開催を強く期待するが、実は今のままでは参加しても発表する論文がない。その準備も時間を見つけて進めなければならない。とはいえ、年内締切の論文(日本語)が3本もあり、年度内にはHSMTさんとの共同論文(研究ノート)も仕上げなければならない。来年7月末には教科書分担執筆の締切も控えている。時間との戦いは当分の間終わりそうにない。

【7450】

*1:英語論文を国際学会で最初に口頭発表したのは2008年のHETSAなので、14年間で8本というペースになる。

拙稿がCahiers d'économie Politique / Papers in Political Economy誌にacceptされる

2-5限、大学院。

緊急事態宣言が解除され、飲食店でのアルコール類提供が今日から可能となった。天満のビアベリーも今日から営業再開ということで、さっそく立ち寄り一杯引っかけてから帰宅する。

「早とちり」*1から約2年、ようやくCahiers d'économie Politique / Papers in Political Economy誌から拙稿acceptの報が届いた。実際に活字になって出版されるのは来年秋の予定だ。最初の口頭発表(@仏・コルシカ、2012年9月)から、acceptまで9年を要した。口頭発表は計8回に達し、そのたびに改訂を重ねた。これまでの研究生活で最大の労力を要した論文であることは間違いなく、acceptの報に接しても、喜びより「やっとこの仕事から解放される」という安堵感のほうが大きい。

フランス発の論文はフランス着でようやく決着を見た。最初の口頭発表の時に妻のお腹の中にいた娘は、あと2週間で満9歳の誕生日を迎える。

【6397】

元気が枯渇

月火水とフル稼働したためか、今日は寝起きから疲労感が強烈。「休みたい~」と悶絶しつつ出勤する。

1限、経済学史学会の代表幹事(会長)SKMT先生と緊急電話会談。2限、19期生AKHR君と卒論面談(Zoom)。3限、20期(3回生)ゼミ(対面)。4限、疲労困憊し休憩タイム。5限、経済学説史(Zoom)。

天六のマッサージに立ち寄ってから帰宅する。非常に良い施術だった。何とかもう1日頑張れそうだ。ロシア語の勉強はお休み(やれるだけの元気が残ってなかった)。

【6323】

19期生の卒論は大いに期待できそう

教員組合委員会、19期生卒論第二稿へのコメント作成(完了)、仕事メールの返信作業(だけ)で1日を終える。ロシア語の勉強は『標準ロシア語入門』の音声教材による復習(第17課まで)。

19期生はとても雰囲気の良い学年で、僕自身、毎回の授業が楽しみでならないのだが、コロナ禍直撃のせいで授業時間外の活動(合宿など)をほとんど行えないまま最後の学期が始まってしまい、本当に歯がゆい。KTGW君他2名の論文とIENG君の論文は、今の時期(9月末)としてはかなり高い完成度を誇っており、ゼミ活動を厳しく制約された中でも学力をしっかり伸ばしてくれていたことがわかり、指導教員としてたいへんうれしい。さらにブラッシュアップして、有終の美を飾って卒業してもらいたい。でも、その前に1回くらい合宿したいよなぁ。果たしてできるかなぁ。卒業までに間に合うかなぁ。

【6208】

卒論第二稿へのコメント

授業も会議もない火曜日。ほぼ終日を昨日の続きで、19期生の卒論第二稿へのコメント(オンデマンド音声教材)の作成に充てる。

昨日は全体講評とAKHR論文へのコメントだったが、今日は7本(KMT、KMI、KRS、TKGS、KMYM、KWGC、YSOK)の論文へのコメントを作成する。9月27日&10月4日(90分×2)のゼミの休講の代替措置という名目だが、実はその何倍もの時間を費やしている。ただ、春学期のゼミの時間中に口頭で幾度にもわたって注意した重要事項を無視して執筆したゼミ生が大半なので、同じやり方ではダメだと判断した次第だ。11-12月にまた同じ注意をすることは絶対に避けたい。今回で完全に理解し、第三稿に反映させてもらいたい。

コメントすべき論文は残り3本である。遅くとも明後日までには作業を終えたい。

ロシア語の勉強は『標準ロシア語入門』の第31課(長さ・重さ・年齢の表現)を終了。数字関係は本当に難しい。このテキストは他書と比べてそれに紙幅をたくさん割いているのが特徴だが、そのぶん骨が折れる。

【8519】

21期ゼミ始動

土日に休めないまま月曜日に。

2限、教員組合三役会議。

3限、21期(2回生)ゼミの初回。初顔合わせにはリアルでの対面が必要だろうと判断し、執行部に許可願を届け出て対面授業とする。事前の連絡は行き渡っていたはずなのだが、残念ながら1名がオンラインだと勘違いして欠席し、15名中14名での授業となった。ゼミ運営の基本方針の説明、自己紹介動画の表彰(1位NTMD君、2位NSKWさん、3位NKIさん)の後、初回恒例の「ほめほめ授業」へと進む。初回独特の緊張感こそわずかにあれど、和気あいあいなムードのほうが勝っており、かなり良い感じ。ゼミ長はTKMT君が務めてくれることになった。全員そろわなかったので、全体集合写真の撮影は来週に延期。

4限は19期(4回生)のゼミだが、今回と次回はリアルタイム(対面・Zoom)の授業を行わず、(9月20日締切の)卒論第二講に対する教員コメントを音声教材としてオンデマンド配信することによって代替する。さっそく4限以降を使って教材を作成する。全体講評とAKHR論文へのコメントを作成し終えて、ただちに配信した。

ロシア語の勉強は『標準ロシア語入門』の第30課を何とか終了。でもまだ自信がない。数詞は本当に難しい。

【5768】

経済学史学会第85回大会(第2日)

学会2日目。午前はT中ゼミの先輩でもあるM岡さんの発表の討論者を務める。午後はイギリス帰りの若手O西さんの発表が素晴らしかった。今後の活躍が楽しみである。そして、招待講演(I上先生)を聴く。

昨日も今日も終日パソコンの前に座りっぱなしで、自宅から一歩も外へ出なかった。さすがにこれは体に良くない。来年度の大会こそ対面で・・・と期待したいところだが、実はオンラインでの開催がすでに決定している。

【0】

経済学史学会第85回大会(第1日)

ほぼ終日、経済学史学会第85回大会(第1日)に参加する。コロナ禍が収束しないため、昨年と同様にオンラインでの開催となる。今日(第1日)の主たる仕事は、総会で所轄委員会(研究奨励賞)に関する報告を行うこと。総会議案の中に会則の改訂が含まれており、採否の議決が必要であったが、問題なく多数の賛同が得られ承認された。一安心である。

【0】

大学院4コマ

新学期最初の金曜日。大学院の授業がずらり4コマ(2・3・4・5限)。まだ体が慣れておらず、かなり疲れたが、授業そのものは院生たちが積極的にコミットしてくれて、たいへん充実していた。

2限の経済学説史研究では、これを輪読する。「対面」と「オンライン」を併用するハイブリッド型授業となったが、春学期末に何度か練習した甲斐あって、トラブルなくスムーズに進んだ。

3・4限の大学院ゼミでは、予定報告者のKBHくん(M2)が病欠のため、僕が今準備している論文を報告して穴埋めする。議論に刺激されてKBKくん(M1)が自分の論文のアイデア(の卵)をゲットした模様。

5限の英書講読では、春学期に続いてこれを読む。まずはAlfred Marshallの項目から。春学期から継続して履修している3名(4名だがKBHくんは本日欠席)は、5か月前と比べると、英文読解力・翻訳力が着実に上昇している。まさしく「継続は力なり」である。

【8205】