Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

ディベート

今日の5期生ゼミはディベート入門。「義務教育における競争原理の導入、教育内容の多様化の是非」を論題として(参考資料配布)、4人1チームで、4チーム(賛成派2チーム、反対派2チーム)に分かれ、議論を戦わせた。その場で準備させたわりには、議論のレベルはかなり高かった。沈黙はほとんどなく、4人に発言の機会が均等に与えられるよう、どのチームも工夫している様子がうかがえた。審査員としての評価・コメントもなかなかのものだった。2回目の授業でこれだけできれば上出来だ。

やはりディベートの教育効果は大きいな。段取り力・コメント力・質問力(斎藤孝)のすべてを同時に育成できる。4期生もディベートをやって大きく成長した。ただ僕はまだ本格的なディベート指導を行なったことがない。勉強しなければならないことがまだまだたくさんある。

ディベートについての理解を深めたいnakcazawaゼミ生は、さしあたり以下の本を読むといいだろう。

ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)

ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)