今日の5期生ゼミはディベート入門。「義務教育における競争原理の導入、教育内容の多様化の是非」を論題として(参考資料配布)、4人1チームで、4チーム(賛成派2チーム、反対派2チーム)に分かれ、議論を戦わせた。その場で準備させたわりには、議論のレベルはかなり高かった。沈黙はほとんどなく、4人に発言の機会が均等に与えられるよう、どのチームも工夫している様子がうかがえた。審査員としての評価・コメントもなかなかのものだった。2回目の授業でこれだけできれば上出来だ。
やはりディベートの教育効果は大きいな。段取り力・コメント力・質問力(斎藤孝)のすべてを同時に育成できる。4期生もディベートをやって大きく成長した。ただ僕はまだ本格的なディベート指導を行なったことがない。勉強しなければならないことがまだまだたくさんある。
ディベートについての理解を深めたいnakcazawaゼミ生は、さしあたり以下の本を読むといいだろう。
ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)
- 作者: 茂木秀昭
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/04/19
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (18件) を見る