Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

博多へ

博多の屋台


マルサス学会のために博多へ。

大会は明日11日(土)に開催されるのだが、理事会(大会前日夕方の開催)に出席しなければならないので、前日入りとなる。

12時前に家を出て、16時半に天神のホテルにチェックイン。強い雨と猛烈な湿気。まるでベトナムにいるみたい。30分ほどベッドで横になって休んでから、地下鉄で福岡大学を目指す。

18時半から20時まで理事会。以前の日記にも書いた「とんでもないプロジェクト」*1とは、実は次期会長の就任である。

新理事に選出されて以降、いくたびか打診を受けていた。会員数が二桁のミニ学会であり、人材不足が恒常化しているとはいえ、僕は11名の選出理事の中ではダントツの最年少であり、現会長から14歳若返るのも、40歳での会長就任も、異例中の異例と言ってよい。

就任の諾否に関しては、パートナーである事務局担当理事(専務理事)の存在が圧倒的に大きいが、盟友F本さんが(僕より年長であるにもかかわらず)サポートを申し出て下さった。世代交代が進み過ぎると、ベテランの方々のコミットが浅くなることが心配なのだが、結局、ベテランの理事の方々の最大級のご助力をお約束いただき、就任させていただくことにした。

引き受ける以上は、ミニ学会のメリットを最大限に活かして、変えられるところは機敏に変えてゆきたい。さしあたり、再来年、2011年の大会から、いっそう濃密な質疑応答が可能となるよう、報告時間を60分から90分に拡大して、2日間の大会開催としたい。この突然の提案に対する理事会の反応は好意的なものだった。

理事会終了後、新理事有志と天神のKIRIN CITYでビールを堪能する(これだけ湿気が高いと格別のおいしさである)。Y木先生からマルサス学会創設期の思い出話やマルクス経済学(マルサスでなく)への思いをじっくり聞くことができたことが、とても大きな収穫だった。2次会は博多名物の屋台へ。1時過ぎにホテルに戻る。