新しいクレジットカードが今日中に届かなければ、月曜日まで届かないことになってしまう。手持ち現金は残りわずかなので、それが底をつくとかなり大変なことになる。不安を抱えて研究室へ向かう。
12時前まで待ったけれどもカードは届かない。通常郵便物は午前中に届く。恐怖に近い感情が湧き上がってくる。やばい。やばすぎる。事態をこのまま放置するわけにはいかない。Redfern駅前の公衆電話まで行き、再びカード会社のカスタマーサービスの窓口に電話する。「水曜日に届くはずのカードがいまだに届かないので、状況がどうなっているのか、大至急、追跡調査をお願いしたい」。カード会社のオペレーターからは「すぐに調べて20〜30分後に折り返しお電話いたします」との返答。
研究室へ戻り、カード会社からの電話を待っていると、研究室の電話が鳴る。受話器を取ると、カード会社からではなく、Biomedical Buildingの受付カウンターのスタッフからで、「お荷物が届いていますよ」との連絡。受付カウンターまで取りに行く。受け取った荷物を研究室で開封したら、再発行されたクレジットカードが入っていた。全身の力が抜けた。良かった。本当に良かった。ちょうどその時に研究室の電話が鳴り、受話器を取るとカード会社からだった。ちょうど今届いたことを伝える。こんな感じでタイミング的に入れ違いになってしまったが、とにかく、クレジットカードの件は解決した。本当に精神的に厳しい一週間であったが、何とか救われた。これで今日から普通の生活ができる。
昼食はFunky Chino(「もう一つの学食」と呼んでいたカフェ)で初めて目にするBaked Eggplant Riceを試してみる。ヴォリューム満点。おいしかったけど、量も味も僕にはやや重たかった。
このFuncky Chinoが入居している建物(National Innovation Centre)の自動販売機では缶ジュースが1本1.6ドルで売られているのに、僕の研究室のあるBiomedical Buildingでは値段が2ドルになっている。この違いはどうして? 謎だ。
14時半から17時20分まで(日本時刻では13時半から16時20分)まではスカイプ・ゼミ。13期生は卒論中間報告。14期生には西日本インカレでのプレゼンテーマを決めるためのブレインストーミングをチーム別に進めてもらう。3チームのうち2チームはまだまだ(凡庸すぎる)だが、1チームはかなりいい感じ(サプライズ!)だった。
今宵のRedfern会はTony、Matthew、Davidの3名だけ。僕は少し遅れて17時半に合流したが、18時半前には健全に解散。論文のproofreader探しの件でDavidには何度か相談に乗ってもらっているが、昨日、書いた論文を彼に送ったところ、さっそく目を通してくれていて、「内容については専門外だから何も言えないけど、英語のほうはとても書けていて、ネイティブ・チェックは要らないと思うから、そのままジャーナルに投稿しちゃいなよ」と激励される。いやいや。いくら何でもまだそのレベルには到達しておりまへん。
帰宅後、このDVDを観る。8年前に購入しておきながら、数曲ずつ細切れにしか観たことがなく、ボーナストラック(ツアードキュメンタリーなど)はいまだに一度も観ていない状態だった。正しく鑑賞する(笑)ためには、まとまった時間と集中力がともに必要だと思って、先延ばしにしていたら、8年もたってしまった。やっと観れた。Echoesが想像していたよりも何倍もすごい。鳥肌がたつ。Richard Wrightのエレピとオルガンの音は絶品だ。ゲスト出演のDavid Bowieはかっこ良すぎ。
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- 発売日: 2007/11/07
- メディア: DVD
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