Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

Pullen先生からのありがたいコメント(シドニー56日目)

Newtown駅前のATMで再発行されたクレカを使ってキャッシングしてみた。無事に引き出せて一安心。昨晩FoodWorksでクレジット機能のほうを試したので、これで生活は完全に元通りになった。

土曜日だが研究室へ。マルサス学会の理事会(11〜13時、日本時間では10〜12時)にスカイプでオブザーバー参加させてもらう。小さいながらも自分を育ててくれた学恩の大きい学会であり、その運営には常にできるだけ責任をもって携わりたいと思っているので、今回こういうイレギュラーな形ながら理事会に参加させてもらった。映像は安定していたが、マイクが使用されていたためか音声がハウりまくってて、時折激しいノイズも混ざり、聞き取るのにかなり苦労した。中高生時代に短波ラジオ放送を聞いていた時のような気分だ。理事会終了後は『保守的自由主義の可能性』の校正(再校)作業。

この写真はBiomedical Buildingに入居しているのはシドニー大学の「農学・環境学部(Faculty of Agriculture and Environment)」の受付である(「経済学科(School of Economics)」は一部を間借りしている)。今日は土曜日なので、事務スタッフの方々は出勤されていない。普段であれば人が多くてむやみやらたにカメラのシャッターを押せない場所だが、今日は誰もいないので撮ってみた。

さすが理系の学部。受付のすぐ前にこんな大きなラボがある。

クレカが復活したので、オンライン上での買い物のカード決済が再び可能となった。残念ながら7月上中旬に面白そうなお芝居/ライブが見あたらないが、8月には良さげなミュージカルが2本上演されるので、そのチケットをオンライン予約する。8月5日に"Mary Poppins"を、12日に"Matilda"を観に行くことにする。後者のチケット料金は全体的にかなり高めに設定されているので、二階席で我慢することにする。

https://riversideparramatta.com.au/show/mary-poppins/

http://sydneylyric.com.au/index.php/whats-on/current-show/matilda

水曜日にひとまず書きあげたケインズマルサス論。その日の夜にMatthew、Rodさん、Pullen先生にファイルを送ったわけだが、今日Pullen先生から返信が届いた。返信の冒頭で"I found the Malthus paper very interesting. Here are some brief comments. We could discuss them further when we meet next."と書いていただけたのは光栄なことだ。全部で四つのコメントをもらったが、いずれも論文全体の評価を左右する本質的なものばかり。先生のコメントを読んでいると、靄が晴れていくかのようだ。本当にすごい先生だと改めて感じた。英文それ自体について注文はつかなかったので、おそらく僕の伝えたい内容が伝わる英文レベルに到達していた模様。自分の上達がわかって嬉しい。「少々勇み足かな・・・」と思いつつも書いたcontemporary relevenceについて注文がつかなかったことも嬉しい。