Neil and Rush and Me

Neil PeartのドラムとRushの音楽をこよなく愛する大学教員の日記(雑記)帳です。

弔問

5月某日、校友会を通じて悲しい知らせが届けられた。3期生Hさんがまだ30代の若さで亡くなられたという内容だった。亡くなられて区切りの1年が経過して、ご両親から校友会に連絡が入り、「ゼミの先生と、仲良くしていただいたゼミの同期の方々にお伝えいただきたい」ということだった。3期は歴代のゼミ生の中でも比較的密に連絡をとっていた学年だったこともあり、Hさんを除く16名(うち2名は休学を経て4期へ移籍)のうち15名とほどなく連絡がついた。その後、弔問の日程を調整し(実際の作業はY君とSさんがすべてやってくれた。感謝)、今日を迎えた。

みんな全国に散らばっており、昨日から今日にかけて日本列島を横断した台風のために飛行機が欠航になるなどして、5名が急遽参加できなくなったが、それでも9名(+彼らのご子息3名+僕)も集まってくれた。

ご両親がHさんの闘病の様子を語ってくださった。娘さんをこんなに若くして亡くしたご両親の悲しみが痛いほど伝わってきた。卒業生たちと久々に旧交を温めるきっかけがこういう悲しい出来事であったことは本当に残念であるが、天国のHさんからのプレゼントだと思って前向きに受け止めたい。30代半ばになった3期生は、社会人としても、父母としても、みんな本当にひたむきでしっかりとしていて、尊敬できる方々ばかりだった。心が洗われた。